楽しい家づくりブログ

18 4月 2024

女性建築家のティータイムコラム|時短を考慮した設計やアイデア

Posted in 住まいと暮らし

3月のティータイムコラムでも、時短の大切さや家を建てる際の工夫をお話ししました。
今回はもう一歩踏み込んで、キッチンや洗濯室など時短につながる設計のアイデアについてご紹介したいと思います。

 

●キッチンを中心とした理想的な配置は?
キッチンを中心に、リビングやダイニングをその近くに配置すれば、家族とのコミュニケーションがとりやすくなります。料理中も、親子や夫婦で会話を楽しんだり、お子さまの様子を見ながら作業ができ、時間を有効活用できます。
つまり、料理をしながら別のことも同時にできるわけです。
また、調理時間をなるべく短縮するために、調理道具や食材の収納スペースを工夫します。すると、調理や片付けの時間がスムーズになり、空いた時間を自由に使えますね。

 

●効率的に洗濯をするには?
洗濯室は、バスルームや寝室近くに配置するのがおすすめです。洗濯物の片付けが楽になりますよ。洗濯機や乾燥機などを最新のものにすると、より効率的に洗濯ができます。(しわになりにくい乾燥機を使えば、洗濯物を干す手間も省けます!)

●収納スペースを最適化しましょう
各部屋に、効果的な収納スペースを作りましょう。
具体的には、お子さまのおもちゃや書類など、日常的に使う物を効果的に、効率よく整理できるスペースがあれば、片付けにかかる時間を短縮できます。
お子さまにとっても、片付けやすい収納があれば、整理整頓の習慣がつきやすいですよ。

●マルチパーパスルームを活用しませんか
マルチパーパスルームとは、「特定の用途に限定されない部屋」のこと。つまり多目的室ですね。
こうしたスペースは、ホームオフィスや趣味の部屋として使えます。家事・仕事・趣味などを柔軟に暮らしに取り入れ、ゆとりのある時間を過ごせます。

時短を意識すると余暇の時間が増え、自分だけの時間「Me time」や、ご家族と過ごす時間がより充実します。忙しい毎日だからこそ、こうした時短を意識して効率よく自分の時間を生み出してみませんか。

11 4月 2024

健康寿命を意識した家づくりのコツ

Posted in 家づくりと健康

こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

今回は、健康寿命を意識した家づくりについて。
健康寿命とは、心身ともに健康で活動的な生活が送れる期間のことをいい、この中には社会的な健康も含まれます。
健康寿命を延ばし、いつまでも活動的に暮らすためには、生活環境や住まいを含めた、ご自身の意識づくりも大切だと思います。

では、具体的にどんな家が健康寿命を引き上げるのでしょうか?
以下にスタッフが考えるアイデアをご紹介します。

●自然光の活用
できるだけ多くの自然光を取り入れられる家のデザインを採用し、太陽光が与える心身の健康やリラックス効果の恩恵を受けましょう。

 

●通気性と換気
空気の質が悪いと、心身に悪影響が及びます。定期的な換気ができ、なるべく機械を使わない換気システムの導入や、地形や風の流れを意識した窓の配置で常にフレッシュな空気を取り入れることをおすすめします。

●自然素材を使う
人工的な建材や塗料、接着剤により、アレルギー反応を起こしたり、体調不良を起こす方もいらっしゃいます。なるべく自然素材を使い、室内の空気の質を向上させましょう。

 

●適切な断熱と冷暖房
気密断熱性能の高い家は、外気の影響を受けにくいため、室内を一定の温度に保つことができます。常に快適な湿度・室温の中で暮らすと健康に良い影響を与えるといわれています。

●バリアフリーデザイン
不要な段差を減らし、バリアフリーな環境を整えることで、高齢になってもいつまでも屋内を自由に歩き回ることができ、体力の維持にも役立ちます。

●緑のある暮らしを
庭やプランターの植物など、自然と触れ合う暮らしは、ストレス軽減やリラックス効果が期待できます。家庭内でできる趣味としても、庭づくりはおすすめです。

●静かな環境
近隣の生活音や車の音など、音はストレスの一因になります。遮音効果のある住宅で、静かで快適な住環境を整えましょう。

健康寿命を延ばすには、「自分にはやりたいことがいっぱいある!」といったポジティブな思考も重要です。住環境を整えつつ、いつまでも心身が心地よく暮らせるように、趣味や楽しみを見つけてみてもいいかもしれませんね。

04 4月 2024

子どもが楽しい家づくりの工夫!遊び場所のある家

Posted in 楽しい家づくり

こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

今回は、過去にお客さま邸で取り入れた事例を中心にお子さまが喜ぶ家づくりのアイデアをご紹介します。

■ボルダリングで上り下りも楽しく!

ボルダリングと上り棒がついた子ども部屋は、雨の日の遊び場にもぴったり!
ベッドへ行くのも毎日楽しみになりそうですね。
別のお客さま邸では、もともと子ども部屋にボルダリングを設置されていましたが、お子さまが成長されて、現在はお母さまが使われているそうです。将来的に、親が使う可能性がある場合は、ロフトの高さを低めにしておくと、転倒のリスクが減り安全にお使いいただけます。

■大人も子どもも楽しい“うんてい”

うんていは、大人の方のぶら下がり健康器としても使えるため、お子さまが成長された後も長く使用していただいています。
うんていを造る際は、窓際や壁際よりも空間があるところに設置した方が、さまざまな用途で使えます。お客さまからは、「雨の日の室内干しスペースとして使っています」という声も聞かれました。

■楽しい!くつろげる!ハンモック



ハンモックは、荷重対応した天井に設置する必要があるため、お家を建てる際に一緒に取り付けるのがおすすめです。弊社でも施工することが多いのですが、ハンモックに揺られながらテレビを観たり、読書をしたり……ご家族で楽しんでいただけます。
後から買い足す遊具としては、小さなトランポリンは耐荷重が80kgまでOKなものもあり、大人もお使いいただけます。トランポリンを設置する際、床の耐性は気にしなくても大丈夫です!

もともとは家事楽のために取り入れた「回遊動線」は、ぐるぐると走り回れてお子さまにとっても楽しいようです。
その他にも、階段下やロフトといった「秘密基地」のような空間も人気がありますよ。

お家を建てる時には、お子さまが喜ぶアイデアも取り入れてみてはいかがでしょうか。

28 3月 2024

一級建築士と建てる、30年後も「今日が一番好き」と感じる家

Posted in 楽しい家づくり

こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

家を一度建てたなら、その後何十年も住まうことが可能です。
ですが、「快適に」「心地よく」暮らすためには、家を建てる際に老後を見据えた設計を考える必要があります。

お子さまが独立した後に、生活スペースをコンパクトにまとめたいのであれば、1階だけで暮らせる間取りにしておくのもいいですよ。
お風呂やキッチンといった水回り、収納、寝室にできる部屋などがあれば、1階を生活の中心に、2階は趣味室などに使い分けもできます。

今も便利で、将来的にも役立つ設備として、スタッフ人気が高かったのは「ランドリールーム」です。
ランドリールームとファミリークローゼットが近い動線は、洗濯物をそのまま片付けられるので、忙しい子育て中には時短になり、老後も家事負担が少なくすみます。

老後のために、手すり用の下地を入れておく方法もありますが、これはスタッフ間でも意見の分かれるところ。近い将来、老後を迎える方なら入れておいてもいいかもしれませんが、若い世代なら将来的にどこに手すりが必要か不透明なので、下地はなくてもいいという意見もありました。

お子さまが独立した後の子ども部屋は、間仕切りを取り払い広い空間にする方法も。(耐力壁でなければ可能です。)
特にリビングに面した子ども部屋なら、仕切りをなくしてリビングにつなぐこともできます。

「今も好きだけど、30年後もずっと好きでいられる」家づくりは、こうしたアイデアを基にお客さまによって多様なプランをご提案することで出来上がります。
みなさまも、他とはひと味違った家づくりを、ギミックデザインで体験してください。

 

21 3月 2024

女性建築家のティータイムコラム|時短の先にある「ほっとひといき」を大切に

Posted in 住まいと暮らし

時間を短縮するという意味の「時短」というワードは、近年家庭や生活において重要視されていると感じます。
私個人としては、「時短」は、「しなきゃいけないことがたくさんあって忙しい」と感じるのですが、その先には「ほっとひといき」自分時間や、家族の笑顔のある風景が浮かびます。

そもそも、なぜ「時短」が注目されているのでしょうか?

まず感じるのは、女性の社会進出が進み、仕事と家庭の両立を図るためには、家事や育児を効率化する必要性がでてきたこと。
また、性別を問わず仕事以外にも、趣味や社会活動などに取り組む方が増えたため、日常のタスクにかける時間短縮が求められています。

ではここで、家の設計という視点から「時短」を考えてみましょう。

*オープンな間取り
オープンな間取りは、スペースの有効活用と視覚的な広がりをもたらします。
リビングやキッチンなどが一体化されたデザインは、家事やコミュニケーションがスムーズになり時間を節約できます。

*収納の最適化
適切な収納スペースの設計は、家事の時短につながります。物がすぐ手に入り、片付けが簡単であれば、生活全体が効率的に。
ウォークインクローゼットや引き出し収納など、使いやすい収納システムを導入しましょう。

*スマートホームテクノロジーの活用
家電や照明、セキュリティなどを統合的にコントロールできるスマートホームテクノロジーの導入は、生活の自動化や遠隔操作を可能にします。これにより、忙しい日常での家事や設備の管理が効率的に行えます。

*省エネ設計
エネルギー効率の高い家の設計は、光熱費の節約につながります。エネルギー効率の高い家電や断熱性の高い窓、太陽光発電の導入など、省エネ設計は家計と時間の節約に寄与します。

*多機能性の空間デザイン
空間を複数の目的に使えるようにすることで、同じスペースを柔軟に活用できます。例えば、ワークスペースとしても利用できるリビングエリアや、ダイニングスペースを兼ねたキッチンカウンターなどが考えられます。

*バリアフリーデザイン
将来的な高齢の観点から、バリアフリーデザインを取り入れることで、家族全体の生活が快適で効率的になります。段差の少ない構造や手すりの設置などの可能性にも配慮します。

ずらっと書いてみましたが、これらをそれぞれのファミリーの暮らしのニーズに当てはめて、限られた条件(費用やスペースなど)の中でプロデュースするのが、私たちの仕事なんです。

14 3月 2024

健康に暮らすために|快適な睡眠を意識した設計のコツ

Posted in 住まいと暮らし

こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

以前から弊社では、「健康を意識した家づくり」を行ってきました。
なるべく自然素材を使った家、環境に調和する家などは以前のブログでもご紹介してきましたが、今回は人の健康に欠かせない「睡眠」を意識した設計のコツをご案内します。

 

みなさんは、良質な睡眠とはどのようなものだと思いますか?
厚生労働省の「良い睡眠の概要」によりますと、
・量と質のバランスが保たれている
・適度な長さで休養感がある
・睡眠中に目覚める回数が少ない
などが、良い睡眠だと定義されています。

【量と質のバランスを保つために】
心地よく眠りにつくためには、照明も大事な要素。
寝る前は電球色が良いといわれており、温かみのある色合いはリラックス効果も期待できます。
朝すっきりと目覚めるためには、朝日が入る方向に窓があるといいですね。朝日を浴びると体内時計がリセットされ、日中活動的に過ごすことができます。スマートハウスなら、時間がくるとブラインドを自動で開ける設定にもできますよ。

 

【適度な長さで休養感のある睡眠を】
休養感のある睡眠には、寝る場所や環境が大切です。
寒すぎる・暑すぎる寝室では寝づらいため、室温を逃がさない高気密高断熱の家が理想です。
ロフトで寝るなら、全館換気を取り入れるなど、空気の循環を意識しましょう。ギミックデザインでは、換気をさらに強化した方がいいと判断した場合に、循環ダクトなどの対策もご提案しています。

【睡眠中に目覚めないために】
トイレの位置も睡眠にとって大切です。
夜中にトイレに起きる方は、目覚めすぎないように近くにトイレがあった方が便利ですが、音が気になる方は少し離した方がいいかもしれません。
音が気になる方は騒音防止の配管もあるので、設計士やスタッフに相談してみましょう。

 

こうしたアイデアの他にも、「星を眺めながら寝たい」「朝日を浴びられる環境にしたいから」と天窓を設置するお客さまもおられます。
睡眠環境は、これからの家づくりに欠かせないワードになってくるかもしれません。
「どうせ寝るだけだから」と思わずに、家づくりの際には睡眠環境にも目を向けてみませんか。

07 3月 2024

二世帯住宅を成功させるための間取りの考え方

Posted in 住まいと暮らし

こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

二世帯住宅を建てる時は、適度な距離感やプライバシーを確保し、親世帯も子世帯もストレスフリーに暮らせるのが理想ですよね。
弊社でも二世帯住宅を多数施工してきました。これまでの事例や設計士としての意見を踏まえながら、二世帯住宅でご家族が楽しく暮らせる間取りのコツをご紹介します。

 

■縦割りタイプ
一つの住宅を縦方向に分割したタイプは、親世帯も子世帯も1階を使えるのがメリット
その他にも、音や振動が伝わりにくいため、生活リズムが違う世帯が暮らしても、生活音などのストレスが少ない造りです。
テラスハウスのようなタイプなので、壁を二重にしておけば、一方を賃貸に出すこともできます。ただし、階段を二つ造る必要があるため、その分スペースが必要です。

■横割りタイプ
一般的には、1階・2階それぞれに親世帯・子世帯がお住まいになるタイプです。
親世帯が1階を使えるため、階段の上り下りをしなくていいですし、お互いにワンフロアで暮らすので生活動線が整っています。
ただし、2階の振動や音が伝わりやすいため、生活音が気になる方もいらっしゃるようです。

 

■玄関を分ける間取り
玄関を分けていると、出入りに気を使わずにすみますが、玄関を二つ造る費用がかかるのと、不在時に代わりに荷物を受け取ってもらえないというデメリットも。

■住宅設備の共有
お風呂などの設備は、共有するものが多いほどコストダウンが可能
お子さまがいるなら、祖父母がお風呂に入れるなど、育児の分担もお願いしやすくなりますが、その分育児の口出しが気になる……という声も聞かれました。

 

どの間取りがおすすめ!というわけではなく、奥さまのご両親と住むのか、ご主人のご両親と住むのかや、どこまでお互いに助け合いたいかなどの価値観によって変わります。
そして長く暮らすことを考えるとバリアフリーも意識したいところです。
ちなみに……。
弊社スタッフは将来的な同居を見越して、半地下に親世帯、2階に子世帯、1階は共有スペースという間取りで家を建てました。間に共有スペースを挟むことで、お互いの生活音が気にならない設計になっていて、個人的にはこのアイデアも「あり!」だと思います。

このようにギミックデザインでは、二世帯住宅のさまざまなアイデアがあります。
二世帯住宅を検討されている方も、ぜひご相談ください。

29 2月 2024

今お住まいのお家は「終の棲家」ですか?それとも「住み替え」がしたいですか?

Posted in 楽しい家づくり

こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

住宅の価値観は、世代や時代によっても変わってくるもの
以前は、住宅を建てたら一生同じ家に住むという感覚が強かったのですが、最近の方はそうした意識を持つ方がいる一方で、いずれは住み替えをしたいという方も増えています。

まずは終の棲家派の方から。
持ち家のメリットは、お住まいになって25年が経過すると、固定資産税がゼロになることです。それに加えて住宅ローンの返済も終わると、住まいにかかる費用が少なくなるため、毎月の生活費を抑えることができます。
定期的なメンテナンスを行い、長く快適に住めるようにしておきましょう。

続いて住み替え派について。
お子さまが独立された後に、「子ども部屋はもういらない」「こんなに広い家は必要ない」と思われる方もいらっしゃいます。
そういった方の中には、戸建てからマンションなど、今のお家からあえて小さなお家に住み替える方も
ご夫婦のライフステージやライフサイクルに合わせて、快適な広さ、暮らしやすい環境も変わっていきます。

このように、住宅への意識の向け方も人によってさまざまです。
お家の間取りなどを考える際は、将来的に住まいをどうしたいのかも含めて検討していきましょう。

22 2月 2024

女性建築家のティータイムコラム|玄関はお家の顔!すっきり気持ちの良いインテリア

Posted in 住まいと暮らし

玄関はお家の顔
玄関が汚れていると、お家のイメージも悪くなってしまいます。

 

私の趣味かもしれませんが、玄関はあまり物を置きすぎず、すっきり見せるのが良いと思います。

【玄関に置かなくてもいいもの】
・用途のない家具
もし家具を置くなら、空間を活用できる多機能のものをセレクト
・鍵
緊急時用に安全な場所を決めて一つだけ置く。防犯上は見えない場所が◎
・コートラック
今使うものだけをかけてすっきり見せる。たくさんかけると、出し入れが大変
・古い靴や季節外れの靴
今使わないものは片付ける習慣を
・ベビーカー、自転車
玄関にあると危険な上、空間が乱れるので、倉庫のような空間に収納を

ずらっと書いてみましたが、こうした使わない物や、玄関に置く必要のない物は、別の場所に片付けておくだけですっきりしますよ。

ここまでできたら、インテリアを検討しましょう。

 

壁に飾る絵画やアート作品は、空間のバランスを考えた大きすぎないものがすっきりと見えておすすめです。
またボール状などのかわいい小物入れを置く方もいらっしゃいますが、もし使うのであれば、本当に必要なものだけを入れるようにして、乱雑に見えないように気を付けてくださいね。

私が個人的におすすめなのが、玄関に壁付けのミラーを設置すること
服と靴のバランスってとっても大事ですよね。お出かけ前に全身の身だしなみをチェックできるようにすると気分が上がります。
さらにミラーがあると、玄関が広く見えます。

玄関がきれいだと、毎日が心地よく過ごせます。
今回の記事を参考に、ぜひみなさんのご自宅の玄関も手を加えてみてくださいね。

15 2月 2024

住宅ローン、無理のない予算の考え方

Posted in 楽しい家づくり

こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

今回は、住宅ローンに関する話題です。
お家を建てる際、費用の問題はかなり重要ですよね。
人によって住宅にかけられる予算は変わりますが、どういった基準で決めたらいいのかという考え方には共通するものがあります。

 

まず銀行で住宅ローンの相談をすると、「借りられる金額」を教えてもらえます。
これは「枠いっぱいまで借りられる金額」と思っておいてください。

念頭に置いていただきたいのが、
「借りられる金額≠無理なく返済できる金額」
ではないケースもあるという点です。

月々の返済額も同時にわかりますが、もし今は無理なく払える金額でも、将来同じように返済できるとは限りません。

 

特に注意すべきはお子さまにかかる費用です。
お子さまが幼稚園や保育園、小学校、中学校、高校、大学と成長されるにつれ、教育費用も変わってくるからです。
地域によって異なりますが、保育料や給食費が無償、高校の学費が無償といっても、それがいつまで続くかもわかりませんし、無償以外の部分でも支出は年々増えていきます。

こうした費用は年々変わっていきますので、予算を決定する前に、しっかりとしたライフプランの作成が必要です。

 

変動金利で住宅ローンを組まれるなら、金利が上昇する可能性も考慮に入れてください。
ギリギリでローンを組むと、金利が上がった時に返済できなくなってしまうケースも考えられます。

弊社では、外部の専門家を招いてライフプランの作成も行っています。
予算を考える際は、ぜひご活用ください。

 

08 2月 2024

スマートホームで、環境にやさしい省エネな暮らしを

Posted in 住まいと暮らし

こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

ギミックデザインでは、エネルギー消費を抑えられる省エネ住宅をおすすめしています。
自らエネルギーを生み出し消費する「太陽光発電システム」は導入時のコストはかかりますが、蓄電池と併用することでランニングコストを抑えられます。

少し規模の大きな話になりますが、地球環境を考えると省エネ住宅は今後マストになってくると思います。

 

省エネ住宅と同時に意識される方も増えているのが、「スマートホーム」です。
スマートホームはIoTやAI技術を活用した住宅のことで、スマホやスマートスピーカーなどに家電や設備の情報を一元化し、エネルギー消費を最適に制御できます。

エネルギー消費を制御するだけではなく、スマートホームは暮らしをさらに豊かにします。
例えば、外出先から湯張りやエアコンの操作をして、帰宅時に快適な空間になるように設定しておく。外出時でもドアが閉まっているかや、インターホンの来客を確認することもできます。

 

つまり、これからの住宅はエネルギー消費を最適化しつつ、快適さも追求するものになっていくことが予想されるわけです。
全ての機能を取り入れると、費用が高額になってしまったり、自分にとって不要なものも含まれてしまうので、取捨選択し上手に取り入れてくださいね。

28 12月 2023

本年もご愛顧いただきありがとうございました

Posted in 楽しい家づくり

こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

あと数日で2023年に別れを告げ、新しい年がやってきます。
年々、日本の風習が薄れてきていますが、門松や鏡餅などでお正月の準備をしている方も多いのではないでしょうか。

今でも残っている地域があるかもしれませんが、昔はこの時期に親戚が集まって餅つきをし、年末の餅を準備していたそうです。
ですが最近では、どちらかというと12月はクリスマスシーズンで、お正月準備は簡素になってきているのかもしれません。

実はギミックデザインも、12月に入ったあたりから敷地内のドイツトウヒをデコレーションして、夜はライトアップしています。
もちろんクリスマスという意味合いもありますが、それよりも「地域が明るくなるように」との想いがあります。

仕事帰りなど、夜間に帰宅した際に街が暗いと寂しい気持ちになりますよね。
そうした気持ちが、ライトアップすることで少しでも明るくなればいいなと思っています。

ギミックデザインは、これからも堺市を中心に、地域に密着した設計事務所であり続けたいと願っております。
本年もご愛顧いただきありがとうございました。

みなさま、よいお年をお迎えください。

誠に勝手ではございますが、2023年12月29日~2024年1月4日の期間は、弊社は年末年始の休業とさせていただきます。1月5日より通常どおり営業いたします。

21 12月 2023

女性建築家のティータイムコラム|あなたにはありますか? Me Time

Posted in 住まいと暮らし

家事、育児、仕事……
と、多忙な毎日をお過ごしになっている女性も多いことでしょう。

弊社スタッフも同様で、家庭と仕事の両立は永遠のテーマ。
どちらもこなすためには、「自分の時間」がほとんどないのが実情かもしれません。

近注目されている「Me Time」という言葉をご存知でしょうか。
「自分を後回しにしない、私時間」
という意味合いで、すべきことを終えてからやっと自分の時間を持つのではなく、自分自身を大切に、ほかの事と同等に暮らしの中に自分だけの時間を持つことかな?
と私は考えています。

Me Timeは、自分の好きなことならどんなことでもいいのです。
私なら、ペットの猫と過ごす時間がMe Timeです。
ペットとの時間は癒しになりますし、自分だけの時間の中で「自分を見返して、この先どうしたいのかといった夢を見る」と、暮らしが豊かになると感じています。

こうしたMe Timeを過ごすために、自分の好きな空間が家の中にあると素敵ですね。
以前、猫ちゃんとの暮らしを中心に考えたお客さま邸を建築したことがありますが、暮らしの中に「好き」や「癒し」などのトキメキをプラスしてみましょう。

もちろん、Me Timeはお家の外でも良いのです。
スタッフに話を聞くと、「畑を借りていて、そこで土いじりをしている時間が私のMe Timeです」と教えてくれた人もいました。

忙しすぎて自分がMe Timeでどう過ごしたいのかわからない、という方もいらっしゃるかもしれません。そんな時は、自分が何に惹かれるのかを考えてみてはどうでしょう。

私はMe Timeをとおして、「ほっとできる好きな空間を、みなさんと創っていきたい」と感じるようになりました。
忙しい日々の中でも、暮らしを豊かにするMe Time。
みなさんもぜひ、今日から実践してみてください。

14 12月 2023

住宅に合わせたインテリアの選び方

Posted in 楽しい家づくり

こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

お家の間取りや内装などが決まったら、家具などのインテリアを選ばれると思います。
ですが、ご自身だけで選ぶのは難しいですよね。

例えばですが、ギミックデザインでは完成後のお家の様子がわかるように、パースで再現してお客さまに見ていただくこともあります。

設計図や壁紙のサンプルだけではわかりにくいことも、視覚化されるとイメージしやすくなります。
こうした情報を元に、ネットや家具屋さんに足を運んでお気に入りの家具を探してみましょう。

インテリアコンセプトが明確な方なら、内装に合わせたインテリアを選ばれるとGood。
悩まれた時には、私たちにご相談いただければアドバイスもさせていただきます。

照明はデザインに目がいきますが、LEDの色合いも検討したいところです。
LEDは、蛍光色・昼白色・温白色と三色が出せます。
今は自在に色や明るさをコントロールできる照明もあるので、くつろぎたい時には温白色にするなどシーンによって使い分けてもいいですね。
ただし、高齢の方は安全のため蛍光色がおすすめです。

間接照明を取り入れると、お部屋がおしゃれに雰囲気よくみえます。
間接照明で天井や壁を照らすと、ホテルライクな高級感のある仕上がりになりますよ。

照明を含むインテリアに関しても、家づくりの楽しみの一つです。

SNSや雑誌なども参考にして、みなさんのお気に入りを見つけてくださいね。

07 12月 2023

自然環境を含めて設計するギミックデザインの住宅

Posted in 楽しい家づくり

こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

今回は、設計事務所ならではの設計についてのお話です。
どんな市街地でも、豊かな自然の残る土地でも、それぞれに土地の特徴があります。
住宅を設計する時には、土地の形状や立地といった目に見える部分はもちろんですが、風の通りや日照時間といった自然環境も加味する必要があります。

例えば、風の流れは地域によって変わりますよね?
弊社では、環境省のホームページから風の流れのデータを入手し、どこに窓を設けたら効果的に風を取り込めるかを計算しています。

日照時間も地域によって変わりますし、隣家があることも計算に加えて、どの部分に光が入りやすいかも検討しなくてはいけません。
また、窓の大きさによってどの程度直射日光が入るのか、入る時間などもすべて計算し、設計に落とし込みます。


こうした自然環境を意識した設計は、住宅会社ではなかなか難しく、設計事務所でも必ず行っているわけではありません。

住宅に使用している自然素材も大切ですが、今回ご紹介したように自然そのものを生かした設計も大切にしたいと私たちは考えています。
こうした設計に興味のある方は、ぜひ一度ギミックデザインにご相談ください。

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