楽しい家づくりブログ

24 11月 2022

土地探しは建築家と一緒にするのがおすすめです♪

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こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

これからお家を建てる方は、まずは建てる土地を探されると思います。
その時には、購入する前にご相談いただきたいのです

なぜなら、建築士はお客さまや不動産会社とは、違った視点から土地を見るからです。
土地によって家の建てやすさが変わりますし、それは費用面にも反映されます
また、現地に建築士も一緒にお伺いすることで、隣家の窓の位置なども見て、お互いのプライバシーを守ります。キッチン窓は隣家に空気が流れないような場所に設置するなど、ご近所に迷惑のかからない家づくりができるのもメリットです。

つまり建築士は、家が建った後のこともイメージして、土地を判断しているということです。

お客さまがご自身でチェックしていただきたいポイントもご紹介します。

まずは治安について
治安が良いか悪いかは、実は不動産会社が教えてくれるとは決まっていません。
会社や担当者の考え方によりますので、ご自身でも知り合いに聞くなどして調べましょう。一般的に治安が悪い地域には、痴漢やひったくりの注意喚起の看板がたくさんあったり、治安の良い地域は土地の値段が高いことが多いようです。

気に入った土地の周辺を、一度散歩してみるのもオススメです
昼夜で騒々しさが変わることもあるので、何度か訪れて、ご近所の外観や庭の様子なども見てみましょう。
合わせて、校区やハザードマップなども確認しておくことも大切です。
お子さまのいるご家庭なら、小学校までの通学路も歩いて確認して、大きな道などを横断しないかなど、安全に通学できるかも見ておいてください。

私たちは、土地探しはお客さまと建築士の共同作業だと思っています。
ですので、どんな些細なことでも、ご相談くださいね。

17 11月 2022

女性建築家のティータイムコラム|SNSの普及で変わった家づくり

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10年程前までは、お客さまの家に対するご要望を手書きで書いてみたり、お客さまが雑誌の切り抜きを持ってこられて、イメージの共有をしていました。

ですが最近は、SNSで情報入手が容易になり、住宅に対するお客さまのご要望がより具体的になってきたなと感じています。
インスタなどを見ると、家を建てた人の意見や事例、失敗も成功例といった情報を得ることができ、保存することで私たちとの情報共有ができるのです。

そうして情報収集されると、情報の顕在化(けんざいか)がしやすくなる。つまり何がしたいのかご自身で把握しやすくなり、私たちとの理解の違いも少なくなります
特に、水回り・収納のデザイン、インテリアコーディネートの持ち込みが多く、皆さまが「我が家の暮らしに合ったデザイン」を求めているのだなと感じます。

最初の頃の打ち合わせでは、「あれもしたい!これもしたい!」の寄せ集めで情報が満載!
そのご要望をお伺いした上で、予算と希望のバランスをまとめるのが、私たちの仕事でもあるのです。

 

最近の話なのですが、お客さまからSNSから取り出した写真を見せてくださり、「こんな部屋のインテリアにしたい」とおっしゃいました。
インテリアパースで4面を確認してみても、お客さまのお家と同じ空間ではないので、同じようにプランニングしても上手くまとまりません。そこで、「こういうプランはどうでしょう?」と、ご希望を織り交ぜた提案をし、見比べて決めていただきました

欧米と比較すると、日本人はインテリアへの関心が薄いと感じています。ですが、SNSの普及によって、インテリアに興味を持ち、さまざまなアイデアを見て、工夫しながら暮らしを楽しむ方も増えています。
特に、弊社のような設計事務所に依頼する方は、その傾向が強いのかもしれません。

欧米のセンスをそのまま取り入れるよりも、日本には四季がありますので、季節や行事を楽しめる暮らしをしてもらえたら、心がより豊かになることでしょう。
私たちは、そのような住まいづくりをお手伝いできればな、と考えています。

10 11月 2022

想像するだけで楽しい♪ドアなどの建具や壁紙などの色選びのコツ

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こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

インスタなどのSNSには、いろいろな内装のお家がアップされていて、眺めるだけでも楽しいものです。
画像をチェックしながら、ご自身の家のインテリアを想像する方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、インテリアの中から『色選び』についての情報をお届けしたいと思います。

 

◆白いクロス(壁紙)の選び方
白のシンプルなクロスは、どんなお部屋にも馴染みやすいですが、白のクロスといっても、いろいろな種類があります。
中でもオススメなのが、凹凸の少ないタイプのもの。凹凸が少ないと、汚れが目立ちにくいんです。もし、凹凸のある壁紙を選ばれるなら、汚れにくい・汚れがとれやすい素材を選んでください。

 

◆部屋の広さが気になる時は?
部屋が広く見えるのは、暖色系の壁紙。ただし、部屋の奥に暖色系の壁紙があると圧迫感が生まれてしまいます。奥行きのある部屋に見せたいなら、寒色系がおすすめです。
部屋の広さが気になるなら、暖色・寒色・膨張色・引き締め色を意識して選ぶといいでしょう♪ちなみに、流行りのグレーは、寒色に含まれます。

 

◆柄物のクロスの合わせ方
特に個室は、好きな柄・色のクロスを使って思い思いのインテリアを楽しまれる方もいらっしゃいます。柄物と無地のくろすを組み合わせる時には、無地の色を柄物の中にある色から選ぶとまとまりのある空間になります。

 

◆ドアの色をアクセントにしても◎
ドアの色をアクセントにして、各部屋違う色にするのも面白いです。ただし、ドアのデザインまでバラバラにしてしまうと統一感がなくなってしまいますので、同じシリーズで選びましょう。

色や柄を選ぶ作業は悩まれる方も多いので、じっくり相談しながら一緒に考えていきましょう♪

03 11月 2022

狭小地でも吹き抜けは造れる?吹き抜けのある暮らし

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こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

今回の投稿では、お客さまにも人気のある『吹き抜け』について考えてみましょう。

弊社のある大阪府堺市などでは、住宅密集地のため狭小地にお家を建てることも多々あります。
狭小地で吹き抜けを造る時は、2階の部屋を少なくしたり、吹き抜けを小さくするなどのご提案をしています。

 

もし、将来的に部屋数が足りなくなってしまったら、吹き抜けを潰して部屋を造ることも可能です。
実際、スタッフの実家でそのようなリフォームをしたのですが、部屋を増やしたことで、より快適に過ごしているそうですよ。

 

吹き抜けは、開放感を得られますし、吹き抜け部分に窓を造ると、1階まで光を届けるなどの効果があります。場合によっては、吹き抜けじゃないと採光が取れない場合もあり、私たちから吹き抜けをご提案することもあります。
もし、皆さんが家を建てる時に、全館換気システムを採用されたいなら、吹き抜けによって空気が循環されやすくなるというメリットも。
このように、吹き抜けにはいろいろなメリットもあるのです。

 

一方では、吹き抜けの天井にファンをつけると、高所用モップを使わないと掃除ができないというデメリットも。

開放感があって、明るいリビングにすることのできる吹き抜け。
ギミックデザインでは、土地の形状や、お客さまのご要望に合わせたプランニングをさせていただきますので、まずはご相談ください。

27 10月 2022

二世帯住宅を建てるなら?親子で仲良く暮らすコツは?

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こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

いくら親子でも大人同士ですので、お互いの行動様式や価値観などは異なるものです。
二世帯住宅を建てる時は、「お互いの当たり前が違う」ことを認めることからスタートし、それぞれを尊重し合った話し合いを行いましょう。

今回は、二世帯住宅を建てる際のポイントについて、お話したいと思います。

 

無理のない距離感で。お互いに干渉しない
家づくりの段階で、親世帯・子世帯それぞれにご希望は違うもの。
例えば、それぞれの世帯の壁紙の色に口出しをしない、といった細かいことも、共有しない部分については干渉しない方がうまくいきます。
ですが、共有する部分については、お互いの意見をすり合わせて、双方が納得いくものを選びましょう。

 

水回りの工夫
親世帯の寝室にお風呂や洗面が近いと、子世帯が夜遅く利用する際にご両親のストレスになってしまいます。特に子世帯のお子さまが大きくなった時は、遅い時間にお風呂や洗面を使う機会も増えますので、離れた場所に造るのがおすすめです。
また、お風呂や洗面などの水回りは、共有した方が建築費用を抑えられるというメリットがあります。

 

居住スペースなどの間取りのアイデア
夜勤があるなど、夜間に出入りすることが多いご家庭や、お互いの外出状況を干渉したくないケースでは、玄関を二つ造るご提案をすることがあります。
また、多くの場合、1階は親世帯、2階は子世帯にして、ご両親の足腰が悪くなっても暮らしやすいように配慮します。考えすぎる必要はありませんが、ご両親が歩けなくなったり、病気になった時のことを想定し、トイレはご両親の寝室近くに造ってもいいかもしれません。

この他にも、タバコを嗜む方がいるなら、トイレなどを分けたり、好きなことができる空間を造ったりと、二世帯住宅で快適に暮らす工夫はいろいろとあります。
ですが、一番大切なのは、お互いに助け合って感謝する心。
お互いに感謝することが、二世帯同居を成功させる秘訣だと私たちは考えています。

 

20 10月 2022

女性建築家のティータイムコラム|女性だけの設計事務所だから見える、女性の働き方と環境

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今回のティータイムコラムでは、いつもの建築情報とは違い、女性の働き方や、ギミックデザインがなぜ女性だけの事務所なのかといった点をお話したいと思います。

 

私が若い時は結婚すると退職する人が多く、常々「仕事ができる人なのにもったいない」と感じていました。
能力があるのに、環境整備がなされておらず仕事を諦める女性がいるなら、「女性のライフサイクルにかかわらず活躍できる場」を自分がつくればいいと思ったのです。
そう思ったのが、ギミックデザインを設立したきっかけの一つとなりました。

現在働くスタッフは、結婚して子どもがいるスタッフも多いのですが、
「子どもが熱を出したので、保育所に迎えにいかなきゃいけない」
「参観日があるので、この日は仕事を休みたい」
という、子どものいる女性ならではの悩みは、やはり社内でもあります。
そういった時に、仕事を調整したり、お互いに助け合ったりすることが、いい意味で当たり前になっているのが、結果的に仕事にも良い影響を与えていると感じています。

 

男女関係なく能力のある人は、環境が整っているとその能力を最大限に活かせるものです。
「仕事をしてキャリアアップをしたいけれど、中々できない」
という人を何とかしたくて、試行錯誤した結果、今のこの形態になりました。

 

家づくりは、奥さまが7割、ご主人が3割ぐらいの想いで取り組まれる傾向にあります。
家事にまつわることや、お化粧をする場所、ふきんをどこに置こうなど、ちょっとした生活の中での動作をどこでするか。
男性ではわかりづらい部分も、女性なら共感できますし、同性の方が話しやすいという方も多いのです。
私たちも日常では家事をこなしていますので、お客さまとスタッフたちのアイデアが融合して、お客さまが想像された以上の使いやすいお家に仕上がります。
そのプロセスをお客さまと一緒に楽しめるのも、共感力が高いといわれる女性ならではなのかもしれませんね。

女性が働くということに対して、世間や家庭ではまだまだ理解されないこともありますが、個々ができることを考えて、少しでも改善されていくといいなと思います。

13 10月 2022

秋のお家のインテリア|インテリアに季節感をプラスする3つの工夫

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こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

秋めいてきた今日この頃ですが、皆さんは季節の移り変わりをどんな時に感じますか?
自然の中に季節の移ろいを感じる方も多いかと思いますが、お家の中のインテリアを工夫して、季節感を演出するのもオススメです。

今回は、スタッフが実践しているインテリアのアイデアをピックアップしてみました。

 

ドライフラワーの飾りを入れ替える
リースやスワッグなど、ドライフラワーを用いたインテリアは大人気。
夏はアジサイやカスミソウ、ラベンダーなどの爽やかな色合いが似合いますが、どんぐりやシダローズ、カエデなど暖色系にすると秋冬のインテリアにぴったりです。
ネコを飼っているご家庭でも、花は噛んでしまうけれど、ドライフラワーはあまり噛まないので、この機会にぜひ飾ってみてください。
切り花を使う時は、パンパスコットンフラワーを入れると秋っぽくなりますよ。

 

お子さまと一緒に飾りつけを楽しむ
ウォールステッカー・ガーランド・モビールなどを用いれば、手軽に季節の変化を楽しめます。300円均一には、おしゃれな物がたくさんありますし、お手軽なので挑戦しやすいですよ。

ファブリックなどの小物も秋仕様に
ランチョンマットやクッションカバーといったファブリック、コースターやグラスなども暖色系の暖かみのある物や、秋を感じるデザインに変更しても◎。
こだわり派のスタッフの中には、飾る絵画を交換するという人もいました。
昔は、座布団の柄を季節毎に交換していましたので、その感覚に近いのかもしれませんね。

秋のインテリアは、ハロウィン頃から変えるという声が多数。
全部を変えるのは大変ですが、今回ご紹介した中から自分でもできそうな部分を少し変えるだけでも、お部屋の印象は随分変わります。
その他にも玄関マットやカーテンを変えるなど、無理のない範囲でインテリアの変化をお楽しみくださいね。

06 10月 2022

住宅の間取りを考える時に、階段をどう組み込むかを考えてみましょう

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こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

お家の間取りを考える時には、リビングの広さ、居室の配置などいろいろな点を検討しなくてはいけませんが、階段の場所によってお家の雰囲気が変わることをご存知でしょうか。

そこで今回は、階段の捉え方について一緒に考えてみませんか。

 

リビング階段
実は、スタッフの自宅でもリビング階段は人気です。なぜなら、子どもが自室に行く時に、必ずリビングを通るので、様子を把握できるから。
子育て中の方は、このような点からリビング階段を求める方が多いのですが、その他にも大阪などの都市部ならではの理由があります
都市部などの狭小地では、廊下に面積をとることがもったいないため、リビング階段をご提案することも多いですし、お客さまからのご要望も多いのです。
ただし、実際にリビング階段に住むスタッフからは、「子どもの友達が来た時にもリビングを通るので、急な訪問の時は困る時もある」といった意見も聞かれました。

 

玄関近くの階段
玄関近くに階段があると、視線が上に抜けるので玄関を広く見せる効果があります。
さらに、お子さまの友人が家に来た時も、リビングを通らないのでプライベートが確保されます。
お子さまが大きなご家庭なら、リビング階段より玄関近くに階段を設けるという方もいらっしゃるようです。

階段の配置については、上記でお伝えしたとおりですが、次に階段のデザインについて解説します。

 

おしゃれなシースルー階段や螺旋階段
こだわりのある方は、シースルー階段や螺旋階段など、階段自体にデザイン性の高いものを求められます。階段のデザインは、手すり・柵などの部材や色によって雰囲気が変わります。統一感を持たせたい場合は、ドアハンドルの色や、他の金物と合わせるようにすると、デザインがまとまりますよ。
また、このようなデザイン階段は、お子さまが小さなうちはネットなどを用いて落下防止策を講じることで、安全性が確保されます。

階段を設置する場所やデザインによっては、2階に暖かい空気が上がるのを気にされる方もいらっしゃいます。そういった場合には、階段に引き戸をつけることもあるのですが、近年のお家は断熱性能が良くなっているため、そこまでナーバスにならなくてもよいかなとも思います。

今回は、階段についての情報をお届けしました。
建築家と建てる家は、他とは違った細部まで計算されつくした設計も特徴です。
気になる方は、ぜひ一度ご相談くださいね。

29 9月 2022

家づくりのプロが自分のお家で、「あえてこだわらなかった部分」を公開します!

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こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

先日お客さまとの会話の中で、
「皆さんは、設計のプロだから自宅ってすごくこだわってるんですか?」
と聞かれました。

もちろん、それぞれの自宅は、こだわる部分はこだわっているのですが、全ての部分をこだわってしまうと、高額になってしまいます。
ですので、こだわる部分とこだわらない部分の緩急をつけて、予算内で家を建てたスタッフがほとんど。
そこで今回は、私たちスタッフが、「あえてこだわらなかった部分」についてご紹介したいと思います。

◇造作家具は必要最低限に
洗面や棚などの造作は、あると便利なのですが、全ての箇所を造作にすると高額になってしまいます。今は市販の収納でも、いろいろなサイズがありますので、自宅にぴったりの大きさの収納を後から買い足しました。DIYが得意なご主人が、後から造作したスタッフもいます。
クローゼットの中の棚も、同じように市販のものにするとコストカットになりますよ。

◇なるべく家具を買わない収納に
設計段階で、今持っている荷物や服の量を踏まえて、LDKや居室など家中の収納計画をしっかりと立てました。収納に全てを片付けられるようにし、後から家具を買わなくてもよいように工夫したので、その分節約できましたし、お部屋もすっきり!

◇壁紙はポイントを押さえる
家族が過ごすリビングと、子どもが自分で壁紙を選んだ子ども部屋以外は、壁紙にこだわるのを止めました。白を基調としたシンプルな壁紙は、飽きがこないので実は一番いいのかもしれません。もしアクセントを加えたいなら、ウォールステッカーなどでアクセントを加えてもいいかもしれませんね。

◇無垢材にもいろいろある
無垢の床は、高額になるイメージがあるかもしれませんが、無垢の種類もいろいろあります。
種類によっては、そこまで高額ではないものもあるので、自分たちの予算の範囲で導入できる無垢材をセレクトしました。

 

【お客さま邸でのアイデア】
◇食洗機はいらない!?
「手洗いの方が早いし、電気代が節約できる」との理由から、あえて食洗機のないキッチンを選ばれたお客さまもいらっしゃいました。食洗機がなくなった分、収納スペースになるので、場合によってはいらないかもしれませんね。

◇床暖房をカット
断熱性能の高い住宅では、床暖房はあまり必要ないのかもしれません。スリッパで十分暖かいという声もあり、床暖房を入れたものの、ほとんど使っていないという知人からのアドバイスもあり、床暖房を止めたお客さまもいらっしゃいました。
弊社が採用している無垢材なら、床暖房がなくても木の温もりで快適に過ごしていただけるため、床暖房を入れるお客さまは少ない印象です。

お家を建てる時には、予算内で収まる家にするよう計画することが大切です。
そのためには、今回のようにこだわりのない部分は、代用したり省くことで、コストカットでき、その分こだわりたい箇所に予算を回すことができます。
今回の投稿を参考にしていただき、予算とご希望のバランスがとれた家づくりを行っていただければ幸いです♪

22 9月 2022

目に見えない、お家の空気の流れについて考えてみましょう

Posted in 家づくりと健康

こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

お家づくりは、目に見える部分を意識しがちですが、目には見えない部分にも気遣った家づくりを、ギミックデザインでは行っています。

 

例えば、弊社のある堺市では浜風が吹くのですが、間取りを考える時には、風の通り道を考えて、お家の中に空気が入るように設計します。
その時には、入るだけでなく、抜け道も造ってあげるのが大切。理想をいえば、お部屋に窓が二つあると空気が通りやすくなります。
最近のお家は、高気密高断熱の仕様となっていますし、それはそれでいいと思うのですが、自然と寄り添う暮らしを望まれるなら、こうした空気の流れも意識したいところですね。

自然がつくる空気の流れがある一方で、電力などを使って空気の流れをつくる方法もあります。

24時間換気システムを使用すれば、窓を開けなくても、いつでも新鮮な空気が取り込まれますので、花粉症などでお悩みの方にもおすすめ。
換気することで、屋外の暖かいor冷たい空気が入ることが不安な方は、熱交換換気扇を設置しましょう。屋外の空気を、屋内の温度に近づけて取り込むので、換気しながらも冷暖房効率が下がりにくくなっています。

換気設備が充実したこともあって、お風呂やトイレに窓を設置しない事例も。
窓がない分、お手入れの手間も省けますし、デザイン的にもすっきりとしますよ。
意見は分かれますが、お風呂の窓は開けない方がいいという意見もあります。なぜかというと、屋外からカビが侵入してしまうからです。窓を開けての換気は、湿気を取り除く役割もありますので、どちらがいいのかは一概にはいえません。

目には見えない部分ですが、設計する時にはお客さまのご希望をお伺いした上で、空気の流れも意識した家づくりをご提案しています。

15 9月 2022

家事がしやすい理想的なキッチンとは?キッチンのタイプや配置について

Posted in 楽しい家づくり

こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

皆さんにとって、理想のキッチンはどんなキッチンでしょうか?
今回の投稿では、ショールームでキッチンを使ってみての感想や、設計する上で気を付けていることなどをご紹介していきたいと思います。

まず、キッチンにはⅠ型(コンロとシンクが1列に並んだタイプ)と、Ⅱ型(シンクとコンロが前後など二列に分かれたタイプ)のものがあります。
Ⅰ型の方が人気がありますが、間取りやご希望によっては、Ⅱ型の方が使いやすい場合も。

メジャーなキッチンの配置としては、片側壁付けの対面キッチンで、ショールームなどでもよく見かけますね。
この配置は、リビングからキッチンが丸見えにならないというメリットがある反面、ダイニングテーブルまでの動線が長くなってしまう欠点もあります。

一方で、アイランドキッチンなら、左右両方に動線が生まれ、片側壁付けタイプより、家事が少し楽になるかなと思います。
ただし、キッチンがオープンになって、目に入りやすいため、常にキレイに保つ努力が必要です。
または、キッチンとダイニングテーブルを横並びの配置にしておけば、キッチンで出来上がった料理を、そのままテーブルに置けるので動線が短く、家事楽です。
キッチンも丸見えにならないので、人目が気になる方は、このタイプがいいかもしれませんね。

左右に通路が欲しいなら、Ⅱ型キッチンもいいかもしれません。
Ⅰ型キッチンで、長いタイプのものは、コンロを使いながら洗い物をするなど、同時家事をしている時に、不便さを感じることもあるので、そういった時にもⅡ型がおすすめです。

キッチンの中には、L字型になっているものもありますが、実際にショールームなどで試してみると、角にある物がちょっと取りづらいかなと感じました。

どんなタイプ、配置にするにしても、お子さまが小さいご家庭や、共働きなどお忙しいご家庭は、キッチン周りの動線を短くしておきましょう。
キッチンは毎日使いますので、デザインも大切ですが、使いやすさを追求した配置・間取りも考慮してくださいね♪

08 9月 2022

女性建築家のティータイムコラム―中秋の名月、お月見をとおして和を感じる暮らし―

Posted in 住まいと暮らし

私が子どもの頃は、日本には四季折々の和の暮らしがありました。
農作業が日本の暮らしの基本だった時代から、日本人は自然と共生しながら、四季の行事を楽しんでいました。

最近では、着物を着る機会も減りましたし、お茶を淹れて飲む方も減ってきているようで、和の暮らしが日本から薄れていく様に、寂しさを覚えることがあります。

9月10日㈯は、中秋の名月です。
中秋の名月といえば、「お月見」ですが、皆さんはお月見を楽しまれていますか?

ギミックデザインのスタッフは、皆それぞれの家庭でお月見をしているのですが、最初は「準備が大変そう」としり込みしていたスタッフもいました。
ですが、そもそも暮らしの一部として行われていた行事ですから、準備はとても簡単なのです。

我が家では、まんまるのおにぎりと、里芋をそれぞれ15個ずつ用意し、すすきを準備します。イネ科のものなら、すすきじゃなくてもいいですよ。
準備した物を縁側に持って行き、月見をしながらゆったりとした時間を過ごす。
これだけでお月見ができるので、とても簡単だと思いませんか?
小さなお子さまも一緒に、おにぎりを作ると準備だけでもとても楽しいものです。

わざわざお団子を買わなくても、すすきがなくても、思い立ったら気軽にできる‥。
本来の日本の行事は、生活に根付いた身近なものなのです。

 

昔ながらの縁側のあるご家庭は減っていますが、バルコニー、インナーテラス、アウトドアリビングなど、月の見える場所ならどこでもお月見ができます。
インナーテラスやアウトドアリビングは、近年流行しているおしゃれな空間ですが、そこで日本古来の暮らしを取り入れるのも、暮らしをより豊かにすると思うのです。

皆さんも、中秋の名月には、ご家族でお月見をお楽しみください。

25 8月 2022

結局、賃貸と持ち家はどちらがいい?実体験から語りつくします!

Posted in 楽しい家づくり

こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

住宅ネタとして、「賃貸と持ち家、どっちがいい?」というお題は、永遠のテーマかもしれません。
実は、ギミックデザインのスタッフは、以前は賃貸に住んでいたスタッフも多いのですが、現在は全員持ち家。
なぜ持ち家にしたのかや、賃貸と持ち家それぞれのメリットなども含めてご紹介したいと思います。

 

スタッフ自身や、周りの友人の意見を聞いてみると、
「賃貸は、持ち家の準備のため」
という人が多数。
いずれはお家を建てたい、購入したいと思っていて、情報を集めたり資金を貯める間は賃貸という選択はメジャーな考えなのかもしれません。

一方で、ご夫婦どちらかが転勤族の方は、持ち家のメリットがあまりないと感じるようです。
ただし、持ち家に住まない期間は、賃貸として貸し出し、働いていない奥様の収入にするという手段もあります。この場合は100万円以下など、扶養の範囲内で調整されているようです。

 

また、お子さまの中学受験を考えている方は、お子さまが将来通う学校が決まってから、その学校に通いやすい距離のお家を購入したいという話も。
確かに、中学だけでなく、中学・高校・大学とエスカレーター式の学校なら、学校の近くにお家を建てた方が、通学が安心ですし、定期代なども節約できて経済的ですね。

スタッフが感じている持ち家のメリットは、まずは子どもが壁に穴を開けたり、落書きをしても気兼ねせずに済み、ストレスフリーなこと。
そして、犬やネコなどのペットを飼えることも大きな利点ですね。
最近は、DIYで手を加えることに楽しみを見出しているスタッフもいるなど、暮らしをあらゆる面で豊かにするのが持ち家のメリットなのではないでしょうか。

皆さんにとってどちらがいいか、しっかりと見極めて、日々の暮らしを楽しんでくださいね。

 

18 8月 2022

女性建築家のティータイムコラム―本当にその会社で大丈夫?―

Posted in 楽しい家づくり

ギミックデザインでブログを発信するようになってから、家づくりをされている方のブログやSNSなどをよく拝見するようになりました。
そこで目立つのが、家づくりの失敗談なのですが、そういったブログを拝見すると、同業者としてとても悲しい気持ちになります。

書かれている内容によっては、「こんなレベルの低い工事をする業者があるの!?」と驚いたり、怒りすら覚えることも。
なぜこうなってしまったのか、日々考えさせられます。

多くのお客さまにとって、家を建てるのは一生に一度です。
「自分の家を建てる!」
と決められたら、欲しいという気持ちが溢れて、前のめりになって「早く家を建てたい」と思われる方もいらっしゃいます。

ですが、ここで一歩引いて考えて欲しいのです。 

モデルハウスなどを見学されて、気に入られた場合、すぐに契約される方もいらっしゃいます。
ですが、契約前に一度立ち止まっていただきたいのです。

その会社は、ご家族の願いや想いを叶えてくれる会社でしょうか?
何か疑問を感じた時に、真摯に向き合ってくれる会社でしょうか?

いくらモデルハウスがよくても、自分たちの想いをないがしろにされたり、真摯に向き合ってくれない会社は、私はいいとは思いません。

一度契約してしまうと、解約するにも手間も手数料もかかってしまいますので、中々解約に踏み切る勇気が出ないと思います。
だからこそ、ご契約前にご自身で納得がいくまで調べたり、家づくりについて学んでいただきたいのです。

欲しい欲しいという気持ちが前面に出ている時は、人は納得がいかない部分にも目をつぶってしまいがちです。
逆に、ご自分にとって何を大切にするかを明確にすると、落ち着いて会社を選び、家を建てられると思います。

私は一級建築士として、「家を建てて失敗したな」と思われる方を、一人でも減らしたいと思っています。今後はさらに、お客さまにとって家づくりの学びになるような活動ができるように、考えていきたいなと思っています。

11 8月 2022

3階建ての場合は、どの階にトイレがあると便利?トイレは2つ必要?|気になるトイレの話

Posted in 住まいと暮らし

こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

今回の話題は、トイレについて
皆さんのお家には、トイレが何個ありますか?
マンションやアパートにお住まいの方なら一つ、一軒家にお住まいの方なら二つあるかもしれませんね。
ですが、これからお家を建てる方からは、
「なるべく掃除をしたくないから、トイレは一つにしようかと思っています」
といったお声も伺います。

 

確かに、掃除をする場所は少なければ少ないほど、お手入れが簡単になりますよね。
ですが、コロナウイルスなどの感染症に家族の誰かが罹患した場合、一つを罹患した家族用、一つはその他の家族用に分けられるので、家庭内感染の予防になったという声も。
さらに、家族の外出時間が重なるご家庭は、トイレが二つあった方が便利だと思います。

お手入れが気になる方は、普段は家族で決めた一つだけを利用し、何かあった時には、もう一つのトイレも併用するなど、お手入れが楽になる対策をしてはいかがでしょうか。

 

トイレの配置ですが、2階建てのお家では1階と2階に造ることがほとんどですが、3階建ての場合は、間取りによって変わります
3階にリビングやご夫婦の寝室があるなら3階にもトイレが必要ですが、子ども部屋だけの場合は、3階にトイレはあまり必要ないかもしれません。
このように、3階建ての場合は間取りやライフスタイルによっても変わっていきますので、ご家族にとってベストな配置を考えてみてくださいね♪

 

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