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30 3月 2023

外観デザインの考え方と敷地の配置バランスについて

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こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

お家を建てる時には、「家の外からどう見えるのか」つまり、外観も含めた敷地内全体のデザインやバランスが大切です。

 

外観のデザインは、できれば好みのものが見つかったら、SNSや雑誌などの写真をぜひ見せていただきたいと思います。
実際に建てるお家の広さと、資料の広さは違っていてもいいんです。イメージを共有していただくことで、お客さまの好みを把握し、デザインに反映するのが目的です。
雑誌でもいいですし、お手軽なところではインスタなどのSNSもぜひご活用ください。

 

お家の外観として、お客さまに人気のあるカラーは白。
白い外壁でも、素材によって見え方が違いますし、メンテナンスも変わってきます。
そうした点も踏まえて、どの素材がいいかをお選びいただいています。

 

外観の色が決まれば、玄関アプローチなどの色も決められます。
外壁とのバランスを見ながら、色を決めていくのですが、例えば濃淡が極端な色は、デザインは良いのですが、汚れが気になることも。ムラのあるデザインなら汚れが目立たないなど、バランスはもちろんですが、お住まいになった後のお手入れも考慮して、ご提案しています。

ライフスタイルによって、お家・お庭・駐車場のバランスは変わります。
駐車場が2台分欲しいなら、その分庭は狭くなりますし、車のないご家庭ならその分お庭を広くすることも可能です。

土地の形状や、広さによってもバランスは変わりますので、詳しくはお気軽にご相談くださいね。

 

09 3月 2023

2022年お客さまに人気のあった水回り設備をピックアップ♪

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こんにちは。
大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

先月の投稿で、昨年お客さまに人気のあった間取りをご紹介しましたが、今回は人気のあった水回りの設備についてご紹介したいと思います。
(実はまとめてご紹介するつもりが、ボリュームがたくさんで入りきらなかったんです笑。)

 

◆センサー水栓(ノータッチ水栓)
手をかざすだけで水を出したり、止めたりできるセンサー水栓。料理を作っていると、どうしても手が汚れてしまいますよね。そのまま蛇口を触ると、蛇口まで汚れてしまい、少しストレスに感じることもありますが、センサー水栓ならストレスフリーに。
キッチンはもちろんですが、洗面台も汚れが付かなくなりますのでおすすめです。
センサー水栓を導入される方は、停電の時の対処を事前に確認しておいてくださいね。

 

◆大容量食洗器(ボッシュ、ミーレ)
お鍋も全部まとめて食洗器で洗いたい方や、ご家族の人数が多く、食器がたくさんあるご家庭では、一般的な食洗器では小さいことも。
ボッシュやミーレといった海外の食洗器は、予洗いがいらず、油汚れの落ちがいいので家事の時短にもなります。耐久性も高く、メンテナンスをすれば日本製より長く使えておすすめです。

 

◆ミラバス、ミラブルシャワーヘッド
ミラバス(ミラブルのお風呂)は、マイクロバブルで老廃物を取り除き、湯舟に入るだけでつややかなお肌になるというお風呂です。
ミラバスは、給湯器から変える必要があるので、導入のハードルはちょっと高め。
ですが、ミラブルのシャワーヘッドだけなら、ヘッド部分を取り換えるだけなのですぐに使用できるのでお手軽にミラブル体験ができますよ。

今回は、人気のある水回り設備をピックアップしてみました。
皆さんの気になる設備はありましたか?
今回の投稿も、皆さんのお家づくりに役立てていただければ幸いです。

※今回使用した画像はイメージです。実際の商品とは異なります。

 

02 2月 2023

2022年、お客さまに人気のあった間取りから最新の家づくりの流行を読み解く!

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こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

今回の投稿では、2022年に人気のあった間取りをとおして、今の家づくりの流行をチェックしていきたいと思います♪

 

Idea① ベランダはいる?いらない?
ベランダに関しては、少し前から「いる派」と「いらない派」の方で二極化しています。
ベランダが欲しい方は、広いベランダにしてお子さまやペットの遊び場や、カフェスペースにされるなど、物干しというより憩いのスペースとして求められる傾向です。
いらない派の方は、ベランダのお手入れをしなくていいというメリットを重視されているようです。

Idea② 窓をなくしてお手入れ簡単に
トイレとお風呂の窓、以前は換気のために造られていましたが、便器の消臭性能、お風呂やトイレを含めた家全体の換気性能は格段に上がっています。
そのため、換気のための窓は必要なくなってきましたので、トイレとお風呂の窓をなくし、その分の掃除の手間を省く方が増えていますし、私たちもおすすめです♪

 

Idea③ 洗濯を簡潔に
洗濯物にまつわる一連の家事を、一つの場所にまとめる間取りも人気です。
昔のお家では、1階で洗濯機を回して、2階で干すという長い動線が多かったのですが、1か所で完結させると、家事時間も短縮されますし、負担も減りますよ♪

2022年だけではないのですが、やはり家事の負担が減らせる間取りが女性を中心に人気を集めています。皆さんが家づくりをされる際にも、ぜひ参考になさってください♪

26 1月 2023

コートやブーツ、冬物はかさばる!おすすめのお片付け方法を伝授します

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こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

冬は、重ね着のおしゃれを楽しめるのが嬉しい反面、コートやブーツがかさばってしまうというお悩みはありませんか?

今回は、冬物衣料などのおすすめの収納法などについて、情報をお届けします。

 

◆ブーツの片付け方法は?
ショートブーツは、スニーカーやパンプスと一緒に、シューズクローゼットに入りますよね?ですが、ロングブーツは、意外と片付ける場所がないことも。
いつも履くブーツは、倒れないようにブーツ用のクリップなどでとめて、可動棚の高さをブーツ用に高くして収納しておくのがおすすめです。
シーズンが終わったら、左右交互になるように箱に片付けると、場所をとりません。

 

◆コートの片付け方法は?
コートは、型崩れしないように、なるべく吊るして収納しておきましょう。
冬が終わってクリーニングに出した後も、吊るして収納するのがベター
ただし、ダウンジャケットは型崩れしづらいので、圧縮袋に入れてかさを減らして収納しても大丈夫ですよ。

冬物を上手に収納するためには、冬支度をするタイミングで、不要な物を捨てましょう。
年中、目に見えるように収納しておくと、無駄な買い物が減ります。

ギミックデザインでは、衣替えの必要がなく、できるだけ服を吊るす設計にしています。
気になる方は、弊社の施工事例やインスタをチェックしてくださいね。

12 1月 2023

インスタアーカイブから、『資材高騰中!いつ建てる??』をピックアップします!

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こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

今回は、以前に配信したインスタライブの中から、皆さにご好評いただいた、『資材高騰中!いつ建てる??』の情報をピックアップしてお届けしたいと思います。

 

【資材が高騰しているからこそ、補助金を上手に活用しよう】

◆住宅ローン控除の期間延長
控除期間が、10年から13年に延長されました。条件によりますが、2025年末までの入居者が対象ですが、以前より条件が厳しくなってきています。
住宅の性能などによって、控除期間や最大控除額が変わりますので、気になる方はお問合せください。

 

◆地域型住宅グリーン化事業補助金
省エネルギー性や、耐久性に優れた住宅に対する補助金です。
工務店から申請する補助金ですが、お客さまから「この補助金使えますか?」と確認したほうが◎。国の予算枠を超えたらもらえないので、注意が必要です。

◆こどもみらい住宅支援事業
新築の場合、ご夫婦どちらかが39歳以下のご夫婦、もしくは18歳未満のお子さまのいるご家庭が対象の補助金です。2023年3月末まで期間が延長されましたが、前述のグリーン化事業補助金との併用ができません。補助金は、併用できないものも多いので、一番お得になる方法を弊社ではお客さまと一緒に考えています。

 

資材が高騰している今、お家を建てることを躊躇する方も増えています。
ですが、家づくりを先延ばししたからといって、お得になるものでもありません。
補助金や控除を上手に活用して、「建てたい」と思われたら、安心してお家を建てられるように、私たちもサポートさせていただきます。

05 1月 2023

2023年、謹んで新春をお祝い申し上げます

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新年、あけましておめでとうございます。

大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

清々しく年も明け、お正月休みでリフレッシュされたことでしょう。

2023年の弊社は、これまでよりももっと、私たちの特徴である女性目線の家づくりをすすめていきたいと思っております。

私たちもそうですが、仕事をしていたり、お子さまが小さかったりすると、特に女性には自由になる時間がありません。

仕事が終わって帰宅して、そのまま食事の用意などの家事に追われる。
その合間に、お子さまの宿題を確認するなど、同時にいくつもの家事や育児をしていると、自分の時間がないという方も多いのではないでしょうか。

このようにいつもがんばっている女性が、少しでも楽に暮らせるような、そんなご提案をもっとすすめていきたいのです
今まで当たり前にやっていたことも、工夫次第で楽になることがあります。
空いた時間を、自分時間や家族と過ごす時間に充てることができるようになり、暮らしにゆとりが生まれると思います。

私たちは家づくりをとおして、女性がもっとリラックスして暮らしを楽しめるような、そんなゆとりのある時間を創出するのが願いです。

2023年も、どうぞ弊社の家づくりにご期待ください!

24 11月 2022

土地探しは建築家と一緒にするのがおすすめです♪

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こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

これからお家を建てる方は、まずは建てる土地を探されると思います。
その時には、購入する前にご相談いただきたいのです

なぜなら、建築士はお客さまや不動産会社とは、違った視点から土地を見るからです。
土地によって家の建てやすさが変わりますし、それは費用面にも反映されます
また、現地に建築士も一緒にお伺いすることで、隣家の窓の位置なども見て、お互いのプライバシーを守ります。キッチン窓は隣家に空気が流れないような場所に設置するなど、ご近所に迷惑のかからない家づくりができるのもメリットです。

つまり建築士は、家が建った後のこともイメージして、土地を判断しているということです。

お客さまがご自身でチェックしていただきたいポイントもご紹介します。

まずは治安について
治安が良いか悪いかは、実は不動産会社が教えてくれるとは決まっていません。
会社や担当者の考え方によりますので、ご自身でも知り合いに聞くなどして調べましょう。一般的に治安が悪い地域には、痴漢やひったくりの注意喚起の看板がたくさんあったり、治安の良い地域は土地の値段が高いことが多いようです。

気に入った土地の周辺を、一度散歩してみるのもオススメです
昼夜で騒々しさが変わることもあるので、何度か訪れて、ご近所の外観や庭の様子なども見てみましょう。
合わせて、校区やハザードマップなども確認しておくことも大切です。
お子さまのいるご家庭なら、小学校までの通学路も歩いて確認して、大きな道などを横断しないかなど、安全に通学できるかも見ておいてください。

私たちは、土地探しはお客さまと建築士の共同作業だと思っています。
ですので、どんな些細なことでも、ご相談くださいね。

17 11月 2022

女性建築家のティータイムコラム|SNSの普及で変わった家づくり

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10年程前までは、お客さまの家に対するご要望を手書きで書いてみたり、お客さまが雑誌の切り抜きを持ってこられて、イメージの共有をしていました。

ですが最近は、SNSで情報入手が容易になり、住宅に対するお客さまのご要望がより具体的になってきたなと感じています。
インスタなどを見ると、家を建てた人の意見や事例、失敗も成功例といった情報を得ることができ、保存することで私たちとの情報共有ができるのです。

そうして情報収集されると、情報の顕在化(けんざいか)がしやすくなる。つまり何がしたいのかご自身で把握しやすくなり、私たちとの理解の違いも少なくなります
特に、水回り・収納のデザイン、インテリアコーディネートの持ち込みが多く、皆さまが「我が家の暮らしに合ったデザイン」を求めているのだなと感じます。

最初の頃の打ち合わせでは、「あれもしたい!これもしたい!」の寄せ集めで情報が満載!
そのご要望をお伺いした上で、予算と希望のバランスをまとめるのが、私たちの仕事でもあるのです。

 

最近の話なのですが、お客さまからSNSから取り出した写真を見せてくださり、「こんな部屋のインテリアにしたい」とおっしゃいました。
インテリアパースで4面を確認してみても、お客さまのお家と同じ空間ではないので、同じようにプランニングしても上手くまとまりません。そこで、「こういうプランはどうでしょう?」と、ご希望を織り交ぜた提案をし、見比べて決めていただきました

欧米と比較すると、日本人はインテリアへの関心が薄いと感じています。ですが、SNSの普及によって、インテリアに興味を持ち、さまざまなアイデアを見て、工夫しながら暮らしを楽しむ方も増えています。
特に、弊社のような設計事務所に依頼する方は、その傾向が強いのかもしれません。

欧米のセンスをそのまま取り入れるよりも、日本には四季がありますので、季節や行事を楽しめる暮らしをしてもらえたら、心がより豊かになることでしょう。
私たちは、そのような住まいづくりをお手伝いできればな、と考えています。

10 11月 2022

想像するだけで楽しい♪ドアなどの建具や壁紙などの色選びのコツ

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こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

インスタなどのSNSには、いろいろな内装のお家がアップされていて、眺めるだけでも楽しいものです。
画像をチェックしながら、ご自身の家のインテリアを想像する方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、インテリアの中から『色選び』についての情報をお届けしたいと思います。

 

◆白いクロス(壁紙)の選び方
白のシンプルなクロスは、どんなお部屋にも馴染みやすいですが、白のクロスといっても、いろいろな種類があります。
中でもオススメなのが、凹凸の少ないタイプのもの。凹凸が少ないと、汚れが目立ちにくいんです。もし、凹凸のある壁紙を選ばれるなら、汚れにくい・汚れがとれやすい素材を選んでください。

 

◆部屋の広さが気になる時は?
部屋が広く見えるのは、暖色系の壁紙。ただし、部屋の奥に暖色系の壁紙があると圧迫感が生まれてしまいます。奥行きのある部屋に見せたいなら、寒色系がおすすめです。
部屋の広さが気になるなら、暖色・寒色・膨張色・引き締め色を意識して選ぶといいでしょう♪ちなみに、流行りのグレーは、寒色に含まれます。

 

◆柄物のクロスの合わせ方
特に個室は、好きな柄・色のクロスを使って思い思いのインテリアを楽しまれる方もいらっしゃいます。柄物と無地のくろすを組み合わせる時には、無地の色を柄物の中にある色から選ぶとまとまりのある空間になります。

 

◆ドアの色をアクセントにしても◎
ドアの色をアクセントにして、各部屋違う色にするのも面白いです。ただし、ドアのデザインまでバラバラにしてしまうと統一感がなくなってしまいますので、同じシリーズで選びましょう。

色や柄を選ぶ作業は悩まれる方も多いので、じっくり相談しながら一緒に考えていきましょう♪

03 11月 2022

狭小地でも吹き抜けは造れる?吹き抜けのある暮らし

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こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

今回の投稿では、お客さまにも人気のある『吹き抜け』について考えてみましょう。

弊社のある大阪府堺市などでは、住宅密集地のため狭小地にお家を建てることも多々あります。
狭小地で吹き抜けを造る時は、2階の部屋を少なくしたり、吹き抜けを小さくするなどのご提案をしています。

 

もし、将来的に部屋数が足りなくなってしまったら、吹き抜けを潰して部屋を造ることも可能です。
実際、スタッフの実家でそのようなリフォームをしたのですが、部屋を増やしたことで、より快適に過ごしているそうですよ。

 

吹き抜けは、開放感を得られますし、吹き抜け部分に窓を造ると、1階まで光を届けるなどの効果があります。場合によっては、吹き抜けじゃないと採光が取れない場合もあり、私たちから吹き抜けをご提案することもあります。
もし、皆さんが家を建てる時に、全館換気システムを採用されたいなら、吹き抜けによって空気が循環されやすくなるというメリットも。
このように、吹き抜けにはいろいろなメリットもあるのです。

 

一方では、吹き抜けの天井にファンをつけると、高所用モップを使わないと掃除ができないというデメリットも。

開放感があって、明るいリビングにすることのできる吹き抜け。
ギミックデザインでは、土地の形状や、お客さまのご要望に合わせたプランニングをさせていただきますので、まずはご相談ください。

27 10月 2022

二世帯住宅を建てるなら?親子で仲良く暮らすコツは?

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こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

いくら親子でも大人同士ですので、お互いの行動様式や価値観などは異なるものです。
二世帯住宅を建てる時は、「お互いの当たり前が違う」ことを認めることからスタートし、それぞれを尊重し合った話し合いを行いましょう。

今回は、二世帯住宅を建てる際のポイントについて、お話したいと思います。

 

無理のない距離感で。お互いに干渉しない
家づくりの段階で、親世帯・子世帯それぞれにご希望は違うもの。
例えば、それぞれの世帯の壁紙の色に口出しをしない、といった細かいことも、共有しない部分については干渉しない方がうまくいきます。
ですが、共有する部分については、お互いの意見をすり合わせて、双方が納得いくものを選びましょう。

 

水回りの工夫
親世帯の寝室にお風呂や洗面が近いと、子世帯が夜遅く利用する際にご両親のストレスになってしまいます。特に子世帯のお子さまが大きくなった時は、遅い時間にお風呂や洗面を使う機会も増えますので、離れた場所に造るのがおすすめです。
また、お風呂や洗面などの水回りは、共有した方が建築費用を抑えられるというメリットがあります。

 

居住スペースなどの間取りのアイデア
夜勤があるなど、夜間に出入りすることが多いご家庭や、お互いの外出状況を干渉したくないケースでは、玄関を二つ造るご提案をすることがあります。
また、多くの場合、1階は親世帯、2階は子世帯にして、ご両親の足腰が悪くなっても暮らしやすいように配慮します。考えすぎる必要はありませんが、ご両親が歩けなくなったり、病気になった時のことを想定し、トイレはご両親の寝室近くに造ってもいいかもしれません。

この他にも、タバコを嗜む方がいるなら、トイレなどを分けたり、好きなことができる空間を造ったりと、二世帯住宅で快適に暮らす工夫はいろいろとあります。
ですが、一番大切なのは、お互いに助け合って感謝する心。
お互いに感謝することが、二世帯同居を成功させる秘訣だと私たちは考えています。

 

20 10月 2022

女性建築家のティータイムコラム|女性だけの設計事務所だから見える、女性の働き方と環境

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今回のティータイムコラムでは、いつもの建築情報とは違い、女性の働き方や、ギミックデザインがなぜ女性だけの事務所なのかといった点をお話したいと思います。

 

私が若い時は結婚すると退職する人が多く、常々「仕事ができる人なのにもったいない」と感じていました。
能力があるのに、環境整備がなされておらず仕事を諦める女性がいるなら、「女性のライフサイクルにかかわらず活躍できる場」を自分がつくればいいと思ったのです。
そう思ったのが、ギミックデザインを設立したきっかけの一つとなりました。

現在働くスタッフは、結婚して子どもがいるスタッフも多いのですが、
「子どもが熱を出したので、保育所に迎えにいかなきゃいけない」
「参観日があるので、この日は仕事を休みたい」
という、子どものいる女性ならではの悩みは、やはり社内でもあります。
そういった時に、仕事を調整したり、お互いに助け合ったりすることが、いい意味で当たり前になっているのが、結果的に仕事にも良い影響を与えていると感じています。

 

男女関係なく能力のある人は、環境が整っているとその能力を最大限に活かせるものです。
「仕事をしてキャリアアップをしたいけれど、中々できない」
という人を何とかしたくて、試行錯誤した結果、今のこの形態になりました。

 

家づくりは、奥さまが7割、ご主人が3割ぐらいの想いで取り組まれる傾向にあります。
家事にまつわることや、お化粧をする場所、ふきんをどこに置こうなど、ちょっとした生活の中での動作をどこでするか。
男性ではわかりづらい部分も、女性なら共感できますし、同性の方が話しやすいという方も多いのです。
私たちも日常では家事をこなしていますので、お客さまとスタッフたちのアイデアが融合して、お客さまが想像された以上の使いやすいお家に仕上がります。
そのプロセスをお客さまと一緒に楽しめるのも、共感力が高いといわれる女性ならではなのかもしれませんね。

女性が働くということに対して、世間や家庭ではまだまだ理解されないこともありますが、個々ができることを考えて、少しでも改善されていくといいなと思います。

06 10月 2022

住宅の間取りを考える時に、階段をどう組み込むかを考えてみましょう

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こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

お家の間取りを考える時には、リビングの広さ、居室の配置などいろいろな点を検討しなくてはいけませんが、階段の場所によってお家の雰囲気が変わることをご存知でしょうか。

そこで今回は、階段の捉え方について一緒に考えてみませんか。

 

リビング階段
実は、スタッフの自宅でもリビング階段は人気です。なぜなら、子どもが自室に行く時に、必ずリビングを通るので、様子を把握できるから。
子育て中の方は、このような点からリビング階段を求める方が多いのですが、その他にも大阪などの都市部ならではの理由があります
都市部などの狭小地では、廊下に面積をとることがもったいないため、リビング階段をご提案することも多いですし、お客さまからのご要望も多いのです。
ただし、実際にリビング階段に住むスタッフからは、「子どもの友達が来た時にもリビングを通るので、急な訪問の時は困る時もある」といった意見も聞かれました。

 

玄関近くの階段
玄関近くに階段があると、視線が上に抜けるので玄関を広く見せる効果があります。
さらに、お子さまの友人が家に来た時も、リビングを通らないのでプライベートが確保されます。
お子さまが大きなご家庭なら、リビング階段より玄関近くに階段を設けるという方もいらっしゃるようです。

階段の配置については、上記でお伝えしたとおりですが、次に階段のデザインについて解説します。

 

おしゃれなシースルー階段や螺旋階段
こだわりのある方は、シースルー階段や螺旋階段など、階段自体にデザイン性の高いものを求められます。階段のデザインは、手すり・柵などの部材や色によって雰囲気が変わります。統一感を持たせたい場合は、ドアハンドルの色や、他の金物と合わせるようにすると、デザインがまとまりますよ。
また、このようなデザイン階段は、お子さまが小さなうちはネットなどを用いて落下防止策を講じることで、安全性が確保されます。

階段を設置する場所やデザインによっては、2階に暖かい空気が上がるのを気にされる方もいらっしゃいます。そういった場合には、階段に引き戸をつけることもあるのですが、近年のお家は断熱性能が良くなっているため、そこまでナーバスにならなくてもよいかなとも思います。

今回は、階段についての情報をお届けしました。
建築家と建てる家は、他とは違った細部まで計算されつくした設計も特徴です。
気になる方は、ぜひ一度ご相談くださいね。

29 9月 2022

家づくりのプロが自分のお家で、「あえてこだわらなかった部分」を公開します!

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こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

先日お客さまとの会話の中で、
「皆さんは、設計のプロだから自宅ってすごくこだわってるんですか?」
と聞かれました。

もちろん、それぞれの自宅は、こだわる部分はこだわっているのですが、全ての部分をこだわってしまうと、高額になってしまいます。
ですので、こだわる部分とこだわらない部分の緩急をつけて、予算内で家を建てたスタッフがほとんど。
そこで今回は、私たちスタッフが、「あえてこだわらなかった部分」についてご紹介したいと思います。

◇造作家具は必要最低限に
洗面や棚などの造作は、あると便利なのですが、全ての箇所を造作にすると高額になってしまいます。今は市販の収納でも、いろいろなサイズがありますので、自宅にぴったりの大きさの収納を後から買い足しました。DIYが得意なご主人が、後から造作したスタッフもいます。
クローゼットの中の棚も、同じように市販のものにするとコストカットになりますよ。

◇なるべく家具を買わない収納に
設計段階で、今持っている荷物や服の量を踏まえて、LDKや居室など家中の収納計画をしっかりと立てました。収納に全てを片付けられるようにし、後から家具を買わなくてもよいように工夫したので、その分節約できましたし、お部屋もすっきり!

◇壁紙はポイントを押さえる
家族が過ごすリビングと、子どもが自分で壁紙を選んだ子ども部屋以外は、壁紙にこだわるのを止めました。白を基調としたシンプルな壁紙は、飽きがこないので実は一番いいのかもしれません。もしアクセントを加えたいなら、ウォールステッカーなどでアクセントを加えてもいいかもしれませんね。

◇無垢材にもいろいろある
無垢の床は、高額になるイメージがあるかもしれませんが、無垢の種類もいろいろあります。
種類によっては、そこまで高額ではないものもあるので、自分たちの予算の範囲で導入できる無垢材をセレクトしました。

 

【お客さま邸でのアイデア】
◇食洗機はいらない!?
「手洗いの方が早いし、電気代が節約できる」との理由から、あえて食洗機のないキッチンを選ばれたお客さまもいらっしゃいました。食洗機がなくなった分、収納スペースになるので、場合によってはいらないかもしれませんね。

◇床暖房をカット
断熱性能の高い住宅では、床暖房はあまり必要ないのかもしれません。スリッパで十分暖かいという声もあり、床暖房を入れたものの、ほとんど使っていないという知人からのアドバイスもあり、床暖房を止めたお客さまもいらっしゃいました。
弊社が採用している無垢材なら、床暖房がなくても木の温もりで快適に過ごしていただけるため、床暖房を入れるお客さまは少ない印象です。

お家を建てる時には、予算内で収まる家にするよう計画することが大切です。
そのためには、今回のようにこだわりのない部分は、代用したり省くことで、コストカットでき、その分こだわりたい箇所に予算を回すことができます。
今回の投稿を参考にしていただき、予算とご希望のバランスがとれた家づくりを行っていただければ幸いです♪

15 9月 2022

家事がしやすい理想的なキッチンとは?キッチンのタイプや配置について

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こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

皆さんにとって、理想のキッチンはどんなキッチンでしょうか?
今回の投稿では、ショールームでキッチンを使ってみての感想や、設計する上で気を付けていることなどをご紹介していきたいと思います。

まず、キッチンにはⅠ型(コンロとシンクが1列に並んだタイプ)と、Ⅱ型(シンクとコンロが前後など二列に分かれたタイプ)のものがあります。
Ⅰ型の方が人気がありますが、間取りやご希望によっては、Ⅱ型の方が使いやすい場合も。

メジャーなキッチンの配置としては、片側壁付けの対面キッチンで、ショールームなどでもよく見かけますね。
この配置は、リビングからキッチンが丸見えにならないというメリットがある反面、ダイニングテーブルまでの動線が長くなってしまう欠点もあります。

一方で、アイランドキッチンなら、左右両方に動線が生まれ、片側壁付けタイプより、家事が少し楽になるかなと思います。
ただし、キッチンがオープンになって、目に入りやすいため、常にキレイに保つ努力が必要です。
または、キッチンとダイニングテーブルを横並びの配置にしておけば、キッチンで出来上がった料理を、そのままテーブルに置けるので動線が短く、家事楽です。
キッチンも丸見えにならないので、人目が気になる方は、このタイプがいいかもしれませんね。

左右に通路が欲しいなら、Ⅱ型キッチンもいいかもしれません。
Ⅰ型キッチンで、長いタイプのものは、コンロを使いながら洗い物をするなど、同時家事をしている時に、不便さを感じることもあるので、そういった時にもⅡ型がおすすめです。

キッチンの中には、L字型になっているものもありますが、実際にショールームなどで試してみると、角にある物がちょっと取りづらいかなと感じました。

どんなタイプ、配置にするにしても、お子さまが小さいご家庭や、共働きなどお忙しいご家庭は、キッチン周りの動線を短くしておきましょう。
キッチンは毎日使いますので、デザインも大切ですが、使いやすさを追求した配置・間取りも考慮してくださいね♪

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