11月そろそろ一雨ごとに冷え込んでくる時期になりました。
また、寒い冬が来るなぁ~
足がつめたいな、ボアのついたモコモコのくつした
夜のトイレやお風呂も寒くていやだなー。
朝、着替える時ストーブの前に行かなきゃ寒くて、
窓は結露でビッシリ水滴が、所々カビが・・・
暖めても暖めても寒くなるのはどうして? 考えてみよう。
エアコンやガスファンヒーターの熱が逃げていくからです。
ではどこから熱は逃げていくのしょう。
住宅には 屋根があり 天井があり 壁があり 床がある
このように四方囲まれています。
!ここで大切なものを忘れています。
壁には《窓》があります。
太陽の光を取り入れたり、開けて風を通したり、
自然を取り込む大切な窓です。
この自然を取り込む大切な窓が 一番熱を逃がす 場所になるのです。
なるほど・・窓際は冷気を感じて寒い! 経験があると思います。
これはまさしく熱が逃げて行ってるからなのです。
壁より窓の方が寒く感じるのは窓の方が熱が逃げるってこと?
はい、その通りです。
窓から逃げる熱は全体の45%(夏は71%も暑い熱が入ってくる)
壁から逃げる熱は全体の20%
では窓をふさぐの? どうすれば寒さが改善されるの?
新築の場合は断熱性能の高い窓を使えば良いのです。
リフォームの場合も窓を断熱性能の高い窓に交換すればいいのだけれど、
窓の取り替えは何かと大掛かりになる場合もあるので、
内側にもう1枚窓を入れる方法があります。これを内窓と言ってます。
サッシが2枚になることで断熱性能がアップし、結露もなくなります。
引違の窓の場合は簡単に取付できます。
私の家に「内窓」を取り付けました。
昨年の冬、窓際の冷気は感じなくなりました。
まだ、〈のびのび暮らす〉には 床が冷たいかな。
つづく
源野 吉佐子