楽しい家づくりブログ

18 12月 2017

ムクの床材について~自然素材のよさを生かそう~

Posted in 楽しい家づくり

フローリング材の種類

住まいづくりで、床材として最も一般的なフローリング材は、
合板などの上に薄い化粧材を貼ったものと、
ムク材や集成材の単層の板で作ったもの
(ここではまとめてムク材とします)とに大別できます。

初期費用や反りにくさの面では合板などのものも長所がありますが、
ムク材にはそれを超えるよさがあります。
(写真はスギのムクフローリング)

 

 

 

ムクの床材のメリット

断熱性

木材は、断熱性能が高く、素足で触れても冷たくありません。
その利点は、接着剤の層をいくつもはさんだ合板より、
ムク材で、より生かされます。

調湿性

ムクの木材は調湿性があり、
表面に膜を作らない自然塗装をすれば、
空気中との水分のやりとりが損なわれないので、
雨で湿気の多い時や、汗ばんだ時など、
足の裏がべたべたするような感じがしません。

自然の意匠

自然素材ならではのひとつひとつの材料の個性を生かし、
ここは明るい色を集める、
ここは節の多いもので山小屋風に、など、
デザインの工夫を楽しめます。
(下の写真もスギのフローリングで、
節の多いところを集めたもの)

経年変化

年数が経つにつれ、色合いが微妙に変化し、
味わいがあります。
また、薄い化粧材のように、表面がはがれて
ボロボロになることもありません。

 

ムクの床材の樹種

代表的な物を挙げてみました。

ナラ・オーク

フローリング材として最も定番で種類も多い。
比較的強度がある。

パイン

フローリング材にはほとんど節がある。
淡い色合いの経年変化が楽しめる。

スギ

柔らかくて軽く、肌触りが暖かい。
ほとんどが板目(山型や波型の木目)。
節有の源平(芯材である赤身と辺材である白太が混ざった材)
が最も安価で、赤身の無節が高価。

ヒノキ

スギに比べると重く硬いので傷つきにくい。
スギに比べ芯材と辺材の色の差が小さい。
耐久性が高い。

 

写真ではなかなか実物の感覚をお伝えできませんが、
ぜひ実物に触れ、
フローリング材の特性や好みに応じて、
自分にぴったりの材料を選びましょう。

 

 

byもったいないおばさん