みなさんや、みなさんの家族でアレルギーのある方はいらっしゃいますか?
厚生労働省よると、平成17年には日本人全人口の約3人に1人が何らかのアレル
ギー疾患に羅漢しており、その6年後の平成23年には日本人全人口の約2人に
1人が何らかのアレルギー疾患に羅漢しているということがわかりました。
下の図にあるように、喘息の羅漢人口は約400万人から2倍の約800万人に増加
しています。
喘息の原因は様々ですが、現代では通気性の悪い住宅環境が多いため、室内
ハウスダストによる喘息が特に多くなっているそうです。
今回はこのハウスダストが出にくい家について考えてみましょう。
ハウスダストには、衣類などの繊維クズ、ダニの死骸やフン、ペットの毛、
花粉、煙草の煙、カビ、細菌など様々なものがあります。
株式会社ダスキン【DUSKIN CO., LTD.】によると、平均的な一般家庭のハウス
ダスト1g中からダニ約2,000匹、黒カビ約3万個、細菌約800万個が検出された
そうです。
このようなハウスダストを出さないためには、まずは掃除をすることが大切です。
と言っても、高い場所や家具の後ろなどはなかなか掃除ができません。家具を配
置する時は、家具を壁際にぴったりつけるのではなく、あえて隙間を作りクイッ
クルワイパーやほこりキャッチャーなどで掃除をしやすくしておきましょう。
また、ソファーやローテーブル、ダイニングテーブル・チェアなど、フローリン
グに置く脚のある家具には、脚の裏にフェルトを貼り付け、滑らせて動かせるよ
うに工夫しましょう。そうすることで、簡単に部屋全体の床を掃除することがで
きます。
そして何よりも通気性を良くするために、24時間換気を有効的に使いましょう。
窓の結露によって発生したカビの胞子をエサにして発生するダニもいます。
窓の結露対策としては、以前ブログに書いたように、シングルガラスよりもペ
アガラス、ペアガラスよりもLow-E複層ガラスが有効です。
上の写真は、外気温2度・室内温度20度・室内湿度48%の住宅での窓の結露です。
ガラスはシングルガラス、サッシはアルミ製のためサッシまでびっしりと結露し
ています。冬に毎日この窓を拭くのはとても大変です。
窓やサッシ・換気・家具の配置などを見直してみると、より快適で心にも体にも
優しい家づくりができるかもしれません。
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