楽しい家づくりブログ

10 8月 2023

転勤族の方が住宅を建築するタイミングはいつがベスト?

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こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

大阪には転勤族の方もたくさんお住いですよね。
スタッフたちの友人知人の中にも、ご主人が転勤族というご家庭もありますが、そこで気になるのが「いつ家を建てるのがベストか?」という点です。

結論を先に言ってしまうと…「ご家庭による」の一言に尽きてしまうのですが、今回の投稿ではもう少し詳しく解説していきます。

一番多いかな?と思うのが、お子さまの学校に入学するタイミングでお家を建てるパターンです。
ですが小学校・中学校・高校と意外とタイミングはまちまち。
小学校入学のタイミングが多いのでは?と思われるかもしれませんが、中学や高校入学を機にというご家庭も多いのです。

これは勤務している会社の住宅手当も関係しているようです。
住宅手当の金額が高いと賃貸でも十分だと感じる方もいらっしゃいます。
そういったケースでは、リタイアするまでは賃貸で満足されているので、特にお家を建てたいと思わないようです。
ですがリタイア後に終の棲家としてお家を建てたいというニーズもあります。
そうした場合は、お住いになっている間は金利の支払いだけでいいリバースモーゲージ型住宅ローンの利用もおすすめです。

一方でお家を建ててから、ご家族で転勤されるお客さまもいらっしゃいました。
その場合は、住んでいない間賃貸に出すこともできますが、家賃収入に対して税収がかかるので注意が必要です。
また住宅ローン控除を受ける際は、原則として「居住している家」が対象となるため、住民票を移してしまうと住宅ローン控除の対象外となってしまう点も留意しておきましょう。

転勤族の方で賃貸のままがいいか、お家を建築したいかお悩みの方は、ギミックデザインにご相談ください。

06 7月 2023

夏休みなど長期で家を空ける時や、お子さまがお留守番をする時に気を付けたいこと

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こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

もうすぐ夏休み!
実家に帰省したり、旅行などで家を空けたり、逆に日中はお子さまが一人でお留守番をするご家庭もあるかと思います。そこで今回は、夏休みの防犯対策についてご紹介します。

 

◆子どもが一人で留守番をする時は?
お子さまがお留守番をしている時にインターフォンが鳴っても「知らない人は出ないように」と言っているご家庭が多いようです。
ただし、泥棒が偵察のためにインターフォンを押して留守宅を判断することもあるので、一概にこれが正解!というわけではなさそうです。
また、知っている人の中でも「〇〇さんなら出てもいいよ」と具体的に決めているご家庭もあるようです。

 

◆留守だと気づかれない工夫を
リビングの照明を付けっぱなしにしておく方法は、以前からやっている方も多いと思います。ですが、付けっぱなしは不自然なので、スマート家電を利用して、出先からも照明の操作ができるようにしておくといいですよ。
また、長期で家を空ける時は、新聞や置き配を止めておくのもお忘れなく。

 

◆泥棒が「入りたくない」家にする
防犯砂利を家の周りに敷いておいたり、家に死角を作らない工夫は、泥棒が敷地内に入ってくること自体を拒みます。さらに、シャッターを閉めておく、窓にストッパーをつけておくなど、家の中に入るために時間がかかりそうな家は、泥棒から敬遠されますよ。

この機会に、お家の防犯対策を見直してみてくださいね。

22 6月 2023

女性建築家のティータイムコラム|これからの住まいの在り方を考える

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私の個人的な意見になりますが、住まいは暮らしを包み込む「器・入れ物」のようなものだと常々考えています。
住まいという器・入れ物次第で、みなさんの暮らしは変化するので、そうした意味からも私たちの仕事の意義は大きいのではないかと感じる日々です。

 

お家を建てる時には、どんな間取りにしたい!という具体的なものよりも
・どう家族と関係を築きたいのか
・家族だけでなく、自分の生きがいや趣味の話
・10年後、20年後にどんな暮らしをしたいのか
といったイメージを伝えてほしいなと思っています。

特に私を含めた女性は、これまで「自分の時間」がほとんどない生活だったと思います。
仕事をして、お子さまの保育園にお迎えに行って、家で食事を作り、食事が終わったら残っている家事を片付ける…。
男性は、仕事帰りに飲みに行ったり、休日などに趣味の時間をつくる方も多いようです。
ですが女性は、自分時間がほとんどなく、特にお子さまが小さいと生活に追われてしまいがちです。

 

そうした状況を打破するためには、
・家事の時間をなるべく短縮できる家
・ご主人が家事参加しやすい家
が必要になってきます。

ご主人がくつろいでいても、奥さまはずっと家事をしている。
でも、見えないところでやっていると、気づいていないご主人も多いのです。
そうした観点から、キッチンなどの家事空間を開放的な造りにするといったアイデアも生まれます。

奥さまの自分時間を確保するために、リビングやキッチンの一部にカウンターとイスを設置して、完全にこもるわけではないけれど、自分だけの空間を作るのもおすすめです。

これまでの家づくりでは少し抜けていた、家族一人ひとりが自分の時間を大切にしながらも、つながりを持ってみんなが心地よく暮らせる家。

私は、そんなお家を建てていきたいと思うのです。

15 6月 2023

スタッフが友人知人から相談された家づくりの失敗談や家の困りごと

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こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

今回の投稿では、スタッフがプライベートで友人や知人から相談されたお家の困りごとや、家を建てた時の失敗談とその対策をご紹介します。

Case① 洗濯物を干す場所をもっと考えておけばよかった
弊社のお客さまからも「室内干しできる場所がほしい」「夜でも洗濯できるようにしたい」といったご要望が増えています。
お家を建てる前に、こうした希望を持っていればプランに反映できますが洗濯の動線に不満が残ってしまうこともあるようです。

Case② LDKの広さが思っていたより狭かった
LDKの広さの表示について、きちんと説明をしてもらえなかったり、設計担当とお客さまの間に誤解があるまま家が建ってしまったケースです。
この知人の場合、LDKの中の廊下までLDKの広さに含まれているという事実を知らせてもらえなかったそうで、想像していたよりも狭く感じているとのことでした。

Case③ エアコンの位置、もっと違う場所にすればよかった
エアコンを使用するのは、実際にお住いになった後。
設置した位置によっては、エアコンの効きが悪かったり、エアコンの風が直撃してしまい「失敗したな…」と感じる方もいるようです。
ただし、エアコンの配置は室外機の位置にも関わる問題ですので、一概には失敗といえないこともあります。

Case④ お家のコンセントが足りない!
お家を建てている段階では、どんな家電を置くのか決まっていないことも多いと思います。
ですので、特にコンセントが必要なキッチンやテレビ周りには、コンセントを多めに作っておくのがおすすめです。

Case⑤ 土間のシューズクロークをつくればよかった
人気の土間のシューズクロークですが、広さも確保しないといけないため、断念される方も多い収納です。
ですが、事前に何を収納したいか考えてみて、シューズクロークに収納したいものが多いのなら、別のスペースを割いてでも取り入れた方がいいかもしれませんね。

家づくりは自分の希望の取捨選択や、情報収集も大切です。
お家を建てた後に後悔しないように、気になることがあればいつでもご相談ください。

18 5月 2023

女性建築家のティータイムコラム|暮らしの中心はどこにある?

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この10年程で、これまでのさまざまな固定観念から解放されてきているな、と感じる場面が増えてきているように感じます。

私の仕事である家づくりに目を向けますと、今やキッチンは男性もお子さまも使う場所となってきました。
昔はただ日々の料理をする場所だったのが、今では家族の会話が生まれるコミュニケーションの場となってきました。

 

そうした点を踏まえると、自然とキッチンの機能面にも注目が集まってきています。
ただ使うのではなく、機能的で自分らしさもあるキッチン。
そうしたキッチンを望む方から求められるアイテムの一つが、海外製の食洗器です。
日本製よりもつくりがシンプルな分、使い勝手がよく壊れにくい
大容量に対応して、ご家族が多いお家でも満足度が高い、といった理由からです。
特に、以前から食洗器を使用されていて、その使用感に完全に満足されていない方から求められています。

 

さらにこだわりたい方は、「自分の欲しいキッチン」を求めて、オーダーキッチンを検討されることもあります。
フルオーダーにすると高額になりますが、キッチンによっては、組み換えて自分流にアレンジすることも可能です。

フルオーダーのキッチンは、満足度も高い分高嶺の花な印象は拭えませんが、組み替えられるタイプなら、満足感と費用感のバランスもいいのかなと思います。

今はリビングとキッチンがつながった間取りも多く、キッチンを中心に暮らしが動いているといっても過言ではありません。
つまり、キッチンの満足度が上がると、暮らしがより楽しくなるのではないでしょうか。

女性だけではなく、男性も中心となったキッチンづくりを今後さまざまな形でサポートしていけたらいいなと感じています。

04 5月 2023

お家で実践したい防災対策について

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こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

 

皆さんはお家を建てる時は、お住まいになった後に、何らかの防災対策は行っていますか?
日常生活では意識することが少ない防災ですが、ご自身とご家族をいざという時に守るためにも防災対策はとても大切なことです。

 

 

お住まいになっている場所に目を向けた時。

ご家族で、ハザードマップを確認したことはありますか?

避難ルートを確認し、ご家族がバラバラになっている時に災害が起きても、避難所で落ち合えるように話し合っておきましょう。

河川の近くなどにお住まいの場合、地震と水害では、避難場所が違うこともありますので注意してくださいね。

これから土地を購入する方は、購入前にも確認しておきましょう。

 

 

古い物件を購入してリノベを検討されているなら、業者によっては耐震について教えてくれないこともあります。気になる方は、自分から聞いてみてくださいね。

次に、お家の中の防災グッズの置き場について。

避難する時に持って行くリュックなどは、自分たちの自室においておくと避難がスムーズです。
眼鏡と避難用の靴を枕元に置いておくのもお忘れなく。

避難生活用の食品やカセットコンロなどは、パントリーやリビング収納など離れた場所に収納しているスタッフが多かったです。

 

地震対策として、固定されていない棚などには転倒防止グッズを使用して、
家具を固定するのも一般的になってきましたね。

家から外への逃げ道の確保も大切です。
逃げ道は玄関扉の他にもあった方がいいのですが、勝手口は防犯上の問題もありますので、1階に掃き出し窓があるといいかなと思います。

防犯対策は、土地の状況やお家の造りによっても変わってきます。

お困りの際は、スタッフにお気軽にご相談ください。

 


 

27 4月 2023

小学生の学習環境づくり、はじめませんか。

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こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

4月から小学生になったお子さまも、学年が上がったお子さまも、そろそろ新生活にも慣れてきたことではないでしょうか。
そこで注目したいのが、お子さまのための学習環境づくりです。

今回の投稿では、スタッフが実践している学習環境づくりについての情報をピックアップします。

学習机は購入すべき?
今や小学生のほとんどが、リビング学習をする時代。子ども部屋で宿題をするお子さまは減ってきているので、机を購入するタイミングは様子を見てからの方がいいかもしれません。小学校高学年で買う人が多かったのですが、子どもが中学生や高校生になってから、大人になっても使えるデザインのものを購入するスタッフもいましたよ。

どこで勉強する?
リビング学習が主流とはいえ、具体的にどこで宿題をさせるのかも悩みどころです。
ダイニングテーブルでは、食事時にプリント類を片付けてくれなくて、親がちょっとイライラしてしまったという声も聞かれました。
スタッフのおすすめは、リビング横の部屋。机を置いて、ランドセルや学用品を収納しておけば、リビングはスッキリしたままですし、リビングから宿題をする様子を見守ることができます

 

◆ランドセルは置き型収納がおすすめ!
ランドセルを収納する時に、フックなどに引っかけて片付けてもらおうとしても、ほとんどの子どもがやってくれません。かけた方が省スペースと思いがちですが、置き型の収納と比較してもあまり変わらないんですよ。
ほぼ毎日行う動作ですので、お子さまに負担のない、棚上などに置く方法がおすすめです

ちなみに、学習する机は60㎝程の奥行きがあると、プリント学習やタブレット学習がスムーズですよ。

お子さまの学習環境づくりは、すぐに学習机を購入するというよりは、今お家にあるもので環境を整えてみてくださいね。

13 4月 2023

お家を建てる時、それぞれの収納の大きさはどのぐらいあればいい?

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こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

お家を建てる時に、どのぐらいの収納の大きさがあればいいかという収納計画は、お住まいになった後の快適さを左右する重要な要素の一つです。
そこで今回は、私たちスタッフが考える理想的な収納の広さについて、みんなで話し合ってみました♪

ファミリークローゼット
ご家族の衣類を全てファミリークローゼットに片付けておくのか、季節外の衣類や荷物だけ収納するかによって大きさが変わります。
ご家族の衣類全てを収納するなら、ファミリークローゼットは大きめに。逆に、各居室の収納は小さめか、もしくはなくしてもいいかもしれません。

パントリー
スタッフからは、「欲しい!」という意見が多数で、お客さまからもご要望の多い収納の一つです。キッチンは、食器や鍋以外にも、米や水などの備蓄や調理家電など、お家の中でも物が多い場所。よく使う調理家電は、パントリーではなくキッチン周りに置くスペースを決めておく自分がどのぐらい備蓄をするのかを考えておき、パントリーの広さを決めるといいですよ。

洗面収納
意見が分かれるのが、洗面収納。人によっては、着替えを置いておくスペースが欲しいという意見も出ましたが、不要な人はタオルなどを置いておける程度の収納があれば十分という声も。

その他
普段は使わないけれど、意外と場所を取るのが、お客さま用の布団です。後から困らないように、あらかじめ広めに確保しておくのがおすすめです。
廊下の壁面収納は、コートや掃除用具など、いろいろな物を収納できますが、スムーズに出し入れをするためには、ある程度廊下幅があった方が◎。

今回は、収納の広さについて考えてみました。具体的な広さは、ご家族の人数や持ち物の量などによっても変わります。ご自身で収納計画を立てるのは難しいので、私たちと一緒に具体的な広さを検討しましょうね♪

23 3月 2023

女性建築家のティータイムコラム|今後の日本の未来を左右する少子化について

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日本では、1997年に高齢者人口が子どもの数を上回りました。
この頃より、日本は少子化が進んでいます。
現在の出生率は1.27まで下回っていて、これは先進国の中でも深刻な数字です。
一方で、2015年には政府から一億層活躍社会が提唱され、性別や年齢を問わず、だれもが活躍できる社会を目指す方針が取られています。

 

弊社のスタッフは、オール女性で子育て真っ最中のスタッフもいます。
子育てをしながら、社会で活躍するのは本当に大変だと痛感する日々です。
仕事が終わっても、すぐに保育園にお迎えへ。
子どもと一緒にスーパーで買い物をして、晩ごはんを作って食べさせて、お風呂に入れて、明日の保育園の準備をして…。
と帰宅しても、休まる暇はありません。
やっと子どもを寝かしつけて、自分の時間を持とうと思ったらあっという間に深夜になってしまいます。

 

自分の時間がほとんどない、「時間貧困」に陥っている方も多いと聞きます。
そんな中でも、これが普通だと社会に文句もいわず、がんばっている女性たちには頭の下がる思いです。

「今日は、子どもが熱を出したので仕事を休まないといけない」
特にお子さんが小さい頃は、すぐに熱を出して仕事に行きたくてもいけないことがあります。
小学校に入学すると、保育園のような早朝保育はありませんし、学童も保育園よりは短い時間になるため、「小1の壁」といって、離職する方もいるそうです。

こんな現状では、子どもを産みたい女性が、安心して産み育てることに不安を感じるのではないでしょうか。私たちは、同じ女性同士ということもありますが、お互いの家庭状況を鑑みながらカバーし、助け合って仕事をしています。

これが理想!というわけではありませんが、「子どもは社会全体で守り、育てる」意識がもっと根付けば、少子化対策になるのかなと感じています。

 

16 3月 2023

ペットのいる暮らし―ペットが快適にお留守番するために気を付けたいこと―

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こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

私たちのお客さまの中にも、ペットを飼われている方はたくさんいらっしゃいますし、最近はペットを飼う方がさらに増えているそうです。
そこで今回は、ペットが快適にお留守番をするために、ご家庭で気を付けていただきたいことをご紹介します。

 

まずは冬のお留守番について。
ワンちゃんもネコちゃんも、自分の快適な場所を求めて移動しますが、室温が寒すぎると体調を崩す原因になってしまいます。お留守番時間が短い時は、暖房を消しても大丈夫ですが、長時間になる時は、火元が安全な暖房をつけてあげてくださいね。
太陽の日差しが入るなら、カーテンを開けておくとぽかぽかと心地よく、好んで寄ってくるでしょう。寒い冬は乾燥しがちですので、水分はたっぷりと補給しておいて、乾燥が気になるようでしたら、加湿もしてあげるとよいと思います。

 

夏のお留守番は、エアコンを切ってしまうとすぐに室温が上がってしまいますので、エアコンは付けっぱなしにしておいてあげてください。
その他にも、毛をカットして体温を放出しやすくする、人工大理石の床や土間、タイルなどで冷たい床を作ってあげると、快適に過ごせますよ。

今回は、ワンちゃんとネコちゃんを中心にお届けしました。
モモンガなどの小動物は、冬は保温シートと透明シートを準備しておいたり、ペットによって快適に保つ方法は違うこともありますので注意してくださいね。

ペットも健康に過ごせるように、年間を通して室温などの環境に気を配りましょう。

 

16 2月 2023

女性建築家のティータイムコラム|次世代の家はこうなる!?

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これまで長らく日本の住宅に寄り添いつつ、海外の住宅事情にも目を向けてきました。
そこで感じたのは、日本は地震が多い国ですので、耐震性能は世界的にみても高いレベルにあります。ですが、気密断熱性能に関していえば、世界の中では決して高いとはいえないと感じています。

昨年、改正建築物省エネ法が公布され、3年以内に施行されることが決定しました。
大まかな内容は、「すべての新築住宅に省エネ基準適合」が義務付けされるようになります。具体的には、性能向上の努力義務・省エネ適合基準の拡大など、住宅性能を向上させるための法改正です。

既に東京では、新築住宅には太陽光を設置しないといけないような方向で話が進んでいるようで、ゆくゆくは日本中このような傾向になっていくと思われます。

 

性能の高い家では、エネルギー消費を抑えることができるので、地球環境にやさしく、エコで健康で快適な暮らしが送れることでしょう。

ですがこのような性能の高い住宅は、従来よりもどうしても費用がかかってしまいます。
そのために、住宅ローン控除や各種補助金などを上手に活用するのが得策です。

今年、18歳以下のお子さまのいる子育て世帯、もしくはご夫婦どちらかが39歳以下の若本世帯には、「こどもエコすまい支援事業」がスタートします。
弊社でもこの補助金を利用できますので、補助金が使用できるようになった時に、すぐに申し込んでおけるようにそれまでに準備を進めるのもおすすめです。

住宅性能について興味のある方は、お気軽にお問合せくださいね。

 

09 2月 2023

インスタアーカイブをピックアップ「床暖房いる?いらない?」

Posted in 住まいと暮らし

こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

今回は、ギミックデザインのインスタで過去に配信されたライブの内容をピックアップしてお届けします。テーマは「床暖房いる?いらない?」
今の時期にぴったりの内容ですので、ぜひご覧ください♪

 

まず、床暖房には電気とガス(温水式)の二種類があります。
初期費用を比較すると、電気では約60~80万円、ガスは約80~100万円かかりますので、初期費用の面では電気の方が安くなっています。
月々の支払額を見てみると、電気は約14,000円、ヒートポンプ温水式(ガス)約3,000円、石油ボイラー式約6,000円ですので、ガスが一番ランニングコストは安いようです。
(8帖の部屋で、1日8時間使用した場合の概算)
ただし、設置するメーカーや、電気・ガス代の変化、地域差などがありますので、一概にはいえません。設置を検討される方は、床暖房のメーカーに相談されるのがおすすめです。

 

床暖房は、リビングに設置するのが一般的ですが、リビング以外では子ども部屋に設置するのもおすすめです。お子さまが大きくなると、自室で過ごされる時間も増えますので、その時に床暖房があると快適だと思います。
たまに、「廊下にも床暖房が欲しい」というご要望をいただくことがありますが、廊下は常に過ごす場所ではないので、あまりおすすめしていません。
廊下を暖かくしたいのであれば、家全体の断熱性能を上げるほうが良いと私たちは考えています。

今のお家は、断熱性能が上がっていますので、暮らし方によっては床暖房が必要のないお家もあります。迷われた時は、お気軽にご相談ください。

19 1月 2023

女性建築家のティータイムコラム|おうち時間を楽しみましょう

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新型コロナウイルスの流行から3年。
皆さんの暮らしにも、さまざまな変化があったことでしょう。

私がお客さまと接する中で、特に感じるのが
お家に対する想いが、以前にも増してアツくなった
ということでしょうか。

これまでは、どちらかというと暮らしやすさを重視する方が多かったのですが、現在はお家の中でも楽しくありたい、という方が増えているのです。

 

例えば、以前建築したお家では、
「住んだ後に、自分たちでちょっとずつ手を加えたい」
というご要望がありまして、棚などをご主人がDIYされました。
ご自身で造られた棚は、それだけで愛着が湧きますし、造作家具が減る分、コストカットができるという嬉しい一面もありますよ。

 

ご要望として一番多いのが、「外の空間を活用したい」というケースです。
お庭はもちろんですが、1階にアウトドアリビングを造って、休日はご自宅でバーベキューをしたり、お子さまの遊び場にするのも人気があります。

2階のベランダは、いる派といらない派にくっきり分かれています。
ベランダのお手入れが大変だから、いらない!という方もいる一方で、ベランダが欲しい方は、これまでよりも広く造る方が増えました。
テーブルと机を置いてティータイムを楽しまれたり、お子さまやペットの遊び場にされるなど、使い方も自由自在です。

 

音楽が趣味の方も、コロナ禍で増えているそうです。
ハーモニカやオカリナといった、コンパクトで手軽にはじめられる楽器もありますし、本格的にギターやバイオリンなどを嗜むかたもいらっしゃいます。
そういったお客さまからのニーズとして、地下に音楽室を造ることもあります

お家は、生活の場所でもありますが、趣味や余暇も楽しむ場所へと変化してきました。
こうした、お客さまに寄り添ったお家づくりは、ギミックデザインの一つの特徴ではないかな?と思います。

皆さまも、ぜひ私たちと一緒に楽しいお家を造りましょう。

22 12月 2022

女性建築家のティータイムコラム|お正月準備とお正月の暮らし

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あと1週間ほどでお正月ですね。
年末は何かとバタバタするものですが、昔は大掃除からはじまって、鏡餅のための餅をついたり、しめ縄や門松を準備したりと今よりもっと忙しかった気がします。

 

今は、大掃除やしめ縄を準備して、年賀状を書くぐらいになりました。
そしてお正月を迎えるために、下着や日用品を新調し、お家も身の回りもきれいに整えるのもいいことだと思います。
新しいものに新調することは、「お清めをする」という意味合いがあります。

 

これは、新しい年になると『年神様』がやってくるといわれていることから行われている習慣です。
門松やしめ縄は、「ここに私たちは住んでいますよ」と神様に伝えるために飾ります。
そして、年神様から一年の幸福を、おすそ分けしていただくのです。
そうした意味合いがあるので、しめ縄をお家の中に飾る方もいらっしゃいますが、外に飾っておきましょう。現代的に、リースを飾ってもいいですよ。

スタッフにお正月の過ごし方を聞いてみると、実家に帰省したり、神社に初もうでに行ったり、福袋や初売りを目当てに出かけたりしているようです。
数日は出かけても、後は自宅でゆっくり…というスタッフが大多数で、正月料理を楽しみながら、家族でのんびり過ごして、日ごろの疲れも癒しています。

お家で過ごす時間が増えると、どうしても食べ過ぎて太ってしまったり、親戚にお年玉をたくさんあげて金欠になってしまうことも。
こうした失敗も、お正月ならではの楽しい思い出になるかもしれませんね。

15 12月 2022

冬こそ!お部屋を彩るボタニカルな暮らしをしませんか

Posted in 住まいと暮らし

こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

今回の話題は、『冬のボタニカルな暮らし』についてです。
堺市の住宅街で、スワッグやリースなどのハンドメイド作品を販売されている、スタッフも大好きなお店、『atelierHina』さんに、アドバイスしていただきました♪
atelierHinaさん、ありがとうございました。

 

クリスマスやお正月に向けて、季節感があってお部屋を彩るボタニカルアイテムが欲しくなりますよね。
今年は、くすみカラーやワイルドフラワーを使った、個性があるデザインに挑戦してみてはいかがでしょうか。
クリスマスには、壁やちょっとしたスペースにも飾れるツリーや、オーナメントもボタニカル素材のものが販売されています。お正月のしめ縄は、花材を取り外して飾り続けられるものもあるので、長く楽しめるそうですよ。
冬っぽさを演出するなら、白いかすみ草のリースもオススメです。

 

スギ系のリースやスワッグは、時間経過で色が変わるので、短期間飾るのに向いています。
ドライフラワーを使ったものは、後から花材だけ飾れるので、長期間飾れますよ。

 

その時だけでなく、その後どうしたいのかも含めて、お好みの飾りを選んでもいいですね。
興味を持たれた方は、atelierHinaさんのインスタをご覧になったり、お店にも訪れてみてください。

https://www.instagram.com/atelier.hina/

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