家を建てた後に、実際に住んでみて どのような 後悔 があったか
〈後悔しない家づくり〉を考えてみましょう。
※住宅情報誌(新建ハウジング調査)がまとめた調査結果を参考に書いています。
『家を建てた後の★後悔ランキング』
・・・資料挿入・・・
後悔★1位. 収納、間取り
やはり収納か・・・という印象です。
物理的に難しい部分もあると思いますが、そこはプロが空間をひねり出し収納
スペースを創り出す工夫が必要でしょう。
では収納がたくさんあればそれでよいのか?
断捨離を勧める訳ではではありませんが、物の量を把握する、計画的に収納す
る、どんな暮らしがしたかの中で収納を意識する。
くことが収納の考え方にもリンクしてくるでしょう。
どうにかなる・・ではならないのが収納です。
後悔★二位. 家が 夏暑い、冬寒い、暗い、風通しが悪い、結露 等
建築に携わる設計事務所や工務店、ハウスメーカーでは 健康に関わる要素として
重要視していますが、積極的に =優先すべき要素= である事の説
いる会社は多くない思います。
夏涼しく、冬あたたかい は個々の感覚に違いがありますが、冬どこの部屋で
も21℃をキープできます、と聞けば寒くはないのだと感じてもらえると思い
ます。
住宅展示場や体験宿泊など真冬に行かれて体感するのも良いでしょう。
高気密、高断熱 と言われれても 気候のいい時期は 窓を開けたのが日本
人 ってところありますので風通しも 心地よい暮らしには重要な要素です。
各地域で風向きを調べることができますので、建物の配置や窓の開閉方向など
検討可能です。
後悔★三位. 省エネ / 創エネ
最近ではゼロエネルギー住宅と呼ばれる、年間の消費するエネルギーと、太陽
光等でつくられるエネルギーがプラスマイナス0になる住宅もあります。
建築後にもっと省エネな住宅があることを知られたか、住まいが変わり想像以
上に光熱費がかかっているのかもしれません。
今では設計段階で年間の光熱費をシミュレーションすることも可能です。
また、家を構成する要素は関係しあうものがあります。
省エネ(断熱性能を上げる)は健康な暮らしと快適な暮らしに結びつきますの
で一石三鳥と言ったところでしょうか。
!どこに費用をかけるかプロと十分話して決める重要な要素だと思いま!。
後悔しない家づくりを目指すなら
家づくりのプロが 住む人の暮らし方、価値観 を十分に把握し、多方面からプロとして想定
可能な事を提示、提案し十分な打合せがされれば、後悔は納得に変わります。
源野 吉佐子