楽しい家づくりブログ

09 9月 2021

「借景」とは何だろう。周りの景色を利用した心地よい暮らし

Posted in 住まいと暮らし


こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

皆さんは「借景(しゃっけい)」という言葉を聞いたことがありますか?
借景とは、自分の敷地だけで景色を考えるのではなく、山や海など自分の敷地外の景色などを、自分の庭などと合わせて景色の一部として考える造園法です。

 

庭の背景に山や海を配置するように設計する方法もありますし、窓から見える景色を意識した設計など、借景を利用した家づくりは多岐にわたります。

家を建てる土地を探す段階で、
「キレイな花火が見たい」
「高台に住みたい」
「海を眺めたい」
と思われる方は、漠然と窓や庭から海や山が見える暮らしを思い描いていることでしょう。
そうした想いを叶えるのが、借景なのです。

 

一般的には、南側リビングの間取りが多いかもしれませんが、景色をも踏まえて設計する場合、リビングは必ずしも南側につくる必要はありません。
北側によい景色があれば、北側にリビングをつくった方がくつろげますし、素敵な景色が見える窓の配置を考えることで、心地よく暮らせます。
逆に、南側に道路があるのにリビングをつくってしまうと、建売住宅でよく見かけるように、人目が気になってしまい、年中ブラインドを閉めっぱなしということも。
それならせっかくの窓も意味をなさず、光も十分に入ってこない可能性もあります。

ギミックデザインは、このように周辺環境を考え、家が建った時に各部屋からどんな景色が見えるのかまで考慮した上で設計しています。
一般的な南側にリビング、北側は水回りといったセオリーよりも、その土地、そのご家庭に寄り添ったオーダーメイド住宅で、アナタも暮らしてみませんか。