13 2月 2018
Posted in 建築はおもしろい
木造の建物で、上の方のコーナー部分に斜めに渡された木をご覧になったことはありますか?
これは火打梁といって、水平方向の強度を出すために取り付けるものです。天井裏に隠れている場合もあります。
一般に、四角形は、横から押されるとつぶれて形が変わってしまいますが、三角形は辺の長さが決まると形が変わりません。
そこで、斜め材を1本入れることで、三角形を作り、水平面を固めています。
昔、火を付けるために使われた火打ち石が鋭角であったことから、三角形を作る梁を火打梁と呼んだようです。
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