ストーリー

キャリア女性の「私」

“私らしさ”を、誰のためでもなくかたちにする。

市内でフリーランスとして活動している真由美さん。
自立した暮らしを続けるなかで、「今の賃貸では、どこか“仮住まい”のように感じる」──
そんな声をきっかけに、私たちにご相談をいただきました。 家族のための家ではなく、“自分の感性を反映させる場所”を求めていた真由美さん。
仕事と日常の境界が曖昧になるなかで、
集中できる空間と、自分を整える場所を、ひとつの住まいの中でどう共存させるかがテーマでした。 何よりも印象的だったのは、
「私の“好き”って、ちゃんと言葉にできないんですけど…」という一言。 そこから丁寧に、感覚や気分をヒアリングしていき、
手触りのある素材、落ち着いた色調、静けさを大切にした空間設計へ。 「言葉にしきれなかったことまで、家が表してくれている気がする」
そう話されていた表情が、とても印象に残っています。

子育てに追われる母の「私」

“私らしい暮らし”を、子育てのなかに取り戻す。

子育てと家事に追われる毎日を送る理恵さん。
5歳と2歳の兄妹を育てながら、パートと家事を両立する生活の中で、
「自分のことを考える時間って、いつからなくなったんだろう」──
そんな言葉が、最初のご相談の中で印象的に残っています。 現在の住まいは賃貸マンション。
限られたスペースの中で、家族全員の荷物や動線が交錯し、
子どもの成長とともに、日々のストレスも少しずつ積もっていたそうです。 でも理恵さんが望んでいたのは、
豪華な家でも、特別な設備でもありませんでした。 「ほんの少しだけでいいから、“私に戻れる時間”がほしい」
その想いに応えるように、
ご家族の暮らしを軸にしながらも、“理恵さんの居場所”を家の中につくることを提案しました。 キッチン脇の窓辺に、静かに座れる小さなカウンター。
朝食の片づけを終えたあとに、ホッとコーヒーを飲む5分の余白。
その時間が、日々の忙しさのなかで、“私を取り戻す”ひとときになっていると、
後日お話しくださいました。 子どもの成長も、家事の忙しさも、きっとこれからも続いていく。
けれどその中に、“理恵さん自身のリズム”が息づく家があること。
それが、この家づくりで最も大切にしたかったことです。

人生を編み直す熟年の「私」

“これから”の暮らしに、もう一度わたしらしさを。

長年勤めた会社を退職し、子育てもひと段落した敦子さん。
「これからの時間を、どう過ごしていこうか」
そんな静かな問いを胸に、家づくりを考え始められました。 現在はご主人とふたり暮らし。
市内のマンションは便利だけれど、
日々の暮らしのなかで感じる、孤立感や味気なさに、ふと寂しさを覚えることもあったそうです。 「ただ便利な家ではなく、心が豊かになる場所に住みたい」
そう語る敦子さんが大切にしていたのは、“暮らしの温度”でした。 素材の質感や、光の入り方、外とのつながり。
何かを主張するのではなく、そっと包み込むような家。 ご主人とともに使うキッチン、
縁側で風を感じながら本を読む午後、
庭先からご近所の子どもの声が聞こえてくる距離感。 「老後のための家というより、“これからを楽しむ舞台”ができた気がします」
そんなふうに微笑む敦子さんの姿に、“住まいが変わることで、人の生き方もやわらかくなる”ことを、私たち自身が改めて感じさせてもらいました。

お問い合わせ

あなたの想いを聴くところから、ギミックデザインの家づくり(=暮らしづくり)は始まります。