楽しい家づくりブログ

21 3月 2024

女性建築家のティータイムコラム|時短の先にある「ほっとひといき」を大切に

Posted in 住まいと暮らし

時間を短縮するという意味の「時短」というワードは、近年家庭や生活において重要視されていると感じます。
私個人としては、「時短」は、「しなきゃいけないことがたくさんあって忙しい」と感じるのですが、その先には「ほっとひといき」自分時間や、家族の笑顔のある風景が浮かびます。

そもそも、なぜ「時短」が注目されているのでしょうか?

まず感じるのは、女性の社会進出が進み、仕事と家庭の両立を図るためには、家事や育児を効率化する必要性がでてきたこと。
また、性別を問わず仕事以外にも、趣味や社会活動などに取り組む方が増えたため、日常のタスクにかける時間短縮が求められています。

ではここで、家の設計という視点から「時短」を考えてみましょう。

*オープンな間取り
オープンな間取りは、スペースの有効活用と視覚的な広がりをもたらします。
リビングやキッチンなどが一体化されたデザインは、家事やコミュニケーションがスムーズになり時間を節約できます。

*収納の最適化
適切な収納スペースの設計は、家事の時短につながります。物がすぐ手に入り、片付けが簡単であれば、生活全体が効率的に。
ウォークインクローゼットや引き出し収納など、使いやすい収納システムを導入しましょう。

*スマートホームテクノロジーの活用
家電や照明、セキュリティなどを統合的にコントロールできるスマートホームテクノロジーの導入は、生活の自動化や遠隔操作を可能にします。これにより、忙しい日常での家事や設備の管理が効率的に行えます。

*省エネ設計
エネルギー効率の高い家の設計は、光熱費の節約につながります。エネルギー効率の高い家電や断熱性の高い窓、太陽光発電の導入など、省エネ設計は家計と時間の節約に寄与します。

*多機能性の空間デザイン
空間を複数の目的に使えるようにすることで、同じスペースを柔軟に活用できます。例えば、ワークスペースとしても利用できるリビングエリアや、ダイニングスペースを兼ねたキッチンカウンターなどが考えられます。

*バリアフリーデザイン
将来的な高齢の観点から、バリアフリーデザインを取り入れることで、家族全体の生活が快適で効率的になります。段差の少ない構造や手すりの設置などの可能性にも配慮します。

ずらっと書いてみましたが、これらをそれぞれのファミリーの暮らしのニーズに当てはめて、限られた条件(費用やスペースなど)の中でプロデュースするのが、私たちの仕事なんです。

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