女性建築士のティータイムコラム|“好き”を言葉にする前に、感じることからはじめていい

女性建築士のティータイムコラム|“好き”を言葉にする前に、感じることからはじめていい

女性建築家のティータイムコラム

「どんな家が好きですか?」
私たちは、家づくりの最初にそんな問いかけをします。
けれど多くの女性が、「うまく言葉にできないんです」と少し困ったように笑います。

それは決して、あなたに“こだわりがない”からではありません。
むしろ、日々の暮らしのなかで、感覚として大切にしているものがたくさんあるからこそ、うまく言葉にならないのだと思うのです。

「この光の入り方、なんだか落ち着く」
「木の手ざわりって、ずっと触っていたくなる」
「音が響かない感じ、ホッとする」

そんなふうに、言葉の手前にある感覚を、私たちはとても大事にしています。
五感で「好き」を拾い集める。まずはそれだけで、十分なのです。

雑誌の切り抜きや、旅先で撮った写真、インスタの保存フォルダ。
あなたが「なんとなく惹かれたもの」の中には、きっと“あなたらしさ”のヒントが眠っています。

私たち設計者は、その断片を一緒に並べ、ほどよく翻訳していくことが仕事です。
だから、「言葉にできない」と思っても、安心してください。

“好き”を感じることから、住まいづくりはもう始まっています。
暮らしのかたちに、あなたの感性を映し出す。
そのお手伝いができることを、私たちは心から楽しみにしています。

暮らしの中にある、小さな気づき。

家づくりのこと、日々のこと、女性としての生き方のこと。
女性建築士の視点で綴る“暮らしのヒント”をお届けしています。

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あなたの想いを聴くところから、ギミックデザインの家づくり(=暮らしづくり)は始まります。