廊下は本当にムダ? あえて廊下をつくるメリットは?

廊下は本当にムダ? あえて廊下をつくるメリットは?

家づくりコラム

こんにちは。大阪府堺市で女性建築士による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

最近の家づくりでは、「できるだけ廊下をつくらない間取り」が増えています。
家を建てるなら廊下を減らしてリビングや収納を広くし、空間を無駄なく使いたいというお考えになる方がほとんど。
ですから、おのずと廊下の少ない家が増えているのです。
今回は、住宅の中でも「廊下」について考えてみましょう。

◆なぜ昔の家には廊下が多かった?

昔の住宅は、現在ほど気密断熱性能が高くなかったため、家全体ではなく「使っている部屋を暖める、冷やす」という考え方が一般的でした。
そのため、廊下を設けて部屋同士を区切り、暖めたい、冷やしたい空間を独立させるという意味合いからも廊下が重宝されていました。
一方、現在の住宅は気密断熱性能が向上しています。家全体の温度を保ちやすくなったことで、昔のように廊下で一部屋ずつ区切る必要性は少なくなっています。
さらに、限られた面積を有効に使いたいコンパクトな住宅では、廊下を減らし、その分を居住スペースや収納に使う間取りが一般的になりました。

◆あえて廊下をつくるという選択も

とはいえ、ギミックデザインでも廊下のある家を設計することはあります。
昔ながらの日本家屋のような間取りが好き、廊下に収納を造りたい、窓を設けて外を眺められる場所にしたい……など。
ただ通るだけではなく、別の役割を持たせれば、廊下も暮らしを豊かにする空間になります。

家づくりでは、「廊下はムダだからなくした方がいい」と一概に考える必要はありません。
ご家族の人数や敷地の広さ、暮らし方、そしてどんな住まいがお好きなのかによって、心地よい間取りは変わります。
一つとして同じ家がないからこそ、決まった形に当てはめず、そのご家族に合わせて間取りをアレンジできるのが設計事務所との家づくりの魅力です。
私たちは、廊下も含め「わが家には必要?」「ここを別の使い方にできない?」と一つずつ考えながら、ご家族らしい住まいを一緒につくっていきたいと思っています。

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