日本の気候の特徴である夏の暑さと、冬の寒さを建物全体で
解消することで、
体への負担が軽減され
四季を通して健康で快適に暮らせます。
それらの断熱、気密の効果が家計にも
環境にもやさしくなります。
気温の変化によって血圧が上下し、心臓や血管の疾患が起こることをヒートショックといいます。
ヒートショックは冬場に暖房の効いたリビングから廊下、脱衣所に移動した際に、
寒さに対応するために血圧が上昇し起こります。
その後、浴槽に入ると、急に体が温まるため、血圧が下降します。
この血圧の乱高下に伴って、脳内出血や大動脈解離、心筋梗塞、脳梗塞などの病気が起こります。
2006年のデータですが、交通事故による死亡者が約7,000人であったのに対し、
ヒートショックでは倍の14,000人が亡くなっています。
11月~2月までの時期がヒートショックの好発時期です。浴室や脱衣所などの気温が下がり、
長風呂になりやすいため、危険が高まります。
また、トイレでヒートショックを起こす人もいるので、
お風呂以外でも温度変化のある場所には要注意です。
ヒートショックが起こる環境を作らないために必要なことは
家中の温度差をなくすことです。
断熱が大切
家全体の壁や天井、床に断熱仕様を設定することで、夏は外からの熱をシャットアウトし、
家の中の涼しさを保ちます。
冬は、家の中の熱を外に逃がさないようにすることで、家の中の暖かさを保つことが
できるのです。
断熱が大切
家全体の壁や天井、床に断熱仕様を設定することで、夏は外からの熱をシャットアウトし、家の中の涼しさを保ちます。気密が大切
在来工法(木造軸組工法)で建てられた木造住宅。腕のいい大工さんが丁寧に建てたとしても、壁や天井、床、窓枠などに、
ちょっとした隙間が空いているもので、隙間風を感じるほどではなくても、目に見えないくらいの隙間から空気は出入りします。
そのため、冬には外の寒い空気が入りこみ、室内のあたたかい空気は外へ出ていきます。夏は逆に外の熱い空気が室内に入り、
せっかくエアコンで冷やした空気が出て行くことになります。
この隙間が多ければ多いほどエアコンや暖房の効きにくい家になって、光熱費もかかってきます。
これらを解消するには気密性を高める必要があります。
工場生産の精度の高い建築部材や、防湿シート、断熱材、気密テープなどを使ってできるだけ隙間をつくらないようにして気密を確保します。
気密が大切
在来工法(木造軸組工法)で建てられた木造住宅。このように健康で快適に暮らす家づくりは断熱、気密、換気のバランスが大切になってきます。
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