Column
家づくりコラム
家づくりで後悔しない収納計画|建築士が考えるポイント
こんにちは。大阪府堺市で女性建築士による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。
家づくりの中でも、「収納」は後悔の声が多いポイントの一つ。
完成してから「思っていたより入らない」「使いにくい」と感じてしまうケースも少なくありません。だからこそ設計の段階で、丁寧に時間をかけて考えておくことが大切です。

収納計画の第一歩は、“今お持ちの物の量を把握すること”です。
衣類やカバンはもちろん、季節の飾り物やキッチン家電、扇風機やヒーターといったシーズン家電など、思っている以上に物は多くあります。また、意外と見落としがちなのが新聞や雑誌といった紙類です。新居に持っていく物と手放す物を整理しながら、新居で増える物も踏まえて、必要な量を見極めていきましょう。
物の量が見えてきたら、次はプランを見ながらご自身の一日を想像してみてください。
帰宅後の動き、家事の流れ、ゴミ出しのタイミングなど、日々の動線の中に収納があるかどうかがポイントです。動線から外れた場所にある収納は、次第に使われなくなってしまうことも……。たとえプランの見直しに費用がかかる場合でも、日々の使いやすさを優先して考える価値はあると私たちは感じています。

ギミックデザインでは、持ち物の量を整理するためのシートをご用意しています。
例えば「ハンガーはどれくらいありますか?」とお聞きすると、感覚で答えられる方も多いのですが、実際に数えてみると想像以上に多いこともあります。面倒に感じるかもしれませんが、数値による“見える化”が、後悔しない収納計画につながりますよ。
収納に正解はありませんが、丁寧に向き合うことで暮らしやすさは大きく変わります。日々の小さなストレスを減らすためにも、ぜひ納得いくまでじっくり検討してみてくださいね。