Column

家づくりコラム

忙しくても家事が嫌にならない!女性建築士が提案する「ちょっとラクになる家」

こんにちは。大阪府堺市で女性建築士による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

「毎日忙しいから、家事のストレスを少しでも減らしたい」
家づくりをする際に、「家事が楽になる家」を希望されるお客さまは多いですし、スタッフの中にも家を建てる時に家事楽を意識した人がいます。
今回は、女性建築士の視点から、「家事が嫌にならない家づくり」のヒントをお届けします。

◆手元を隠すキッチン+食洗機で「見た目もスッキリ」
料理や片付け中の手元が丸見えだと、どうしても生活感が出てしまいがち。
そんなお悩みには、手元を隠すカウンタータイプのキッチンがぴったりです。
さらに、食洗機を取り入れることで洗い物をすぐにしまえて、シンクもスッキリ。
ちょっとしたことですが、気持ちよくキッチンに立てるアイデアです。

◆散らかりにくい収納計画は「家族みんなが使いやすい」がカギ
「気づいたら家が散らかってイライラ…」という方は少なくありません。
その原因の一つは、「家族が片付けやすい収納の仕組みがない」ことです。
新築時に「誰が、どこに、何をしまうのか」まで想定して収納場所を決めておけば、自然と習慣が身につきます。
収納スペースがあふれてしまうようなら、古い物を処分する習慣づけも行いましょう。

◆「家事室」で動線をひとまとめにするとグンとラクに
洗濯機から物干しスペースや収納までが遠いと、毎日の家事が疲れてしまう原因に。
そこでおすすめなのが、洗濯→干す→片付けるまでが一部屋や一直線につながる「家事室」です。
移動の手間が減ることで、時短になり負担が軽くなります。

◆家電&掃除道具の「居場所」を設計段階で決めておく
お掃除ロボットやモップ、パリパリキュー(生ゴミ処理機)など、使いたい家電や掃除道具は意外と場所をとるもの。
「あとで考えよう」では収納スペースが足りず、出しっぱなし……という事態になりがちです。
設計時に「どこに置くか」をあらかじめ決めておけば、暮らしがグンと整いますよ。

ギミックデザインでは、女性建築士ならではの視点で、暮らしを楽にする仕組みをお客さまと一緒に考えています。
忙しくてもイライラしない、心地よい毎日のために。
小さな工夫の積み重ねが、家事を「楽しめるもの」に変えてくれます