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家づくりコラム

家づくりの疑問|設計事務所とハウスメーカーの違いは?

こんにちは。大阪府堺市で女性建築士による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

家づくりを考え始めた方が、最初に足を運ぶことが多いのはハウスメーカーのようです。
展示場やモデルハウスが揃っていて、イメージをつかみやすいのが特徴。ハウスメーカーは「誰でも住みやすい平均値より少し良い家」を提供してくれるのが強みです。あまり細かく考えたくない方や、安定した品質を求める方に向いています。

一方で設計事務所に依頼する場合は、その建築士や事務所の作品や考え方に共感できるかどうかが大きなポイントです。
「この設計が気に入ったからお願いしたい」という思いが前提にあると、より良い家づくりにつながります。要望を細かく反映できるかどうかは事務所によっても異なりますが、コストと時間をかけるほど自由度が広がります。設計料は建築費の10~15%ほどかかる点は知っておいていただきたい点です。

もう一つ忘れてはいけないのが「実際に建てるのは工務店」だということ。
設計事務所が図面を描き、その内容を形にしてくれるのは施工を担う工務店です。メンテナンスが必要になった際に、工務店が対応してくれるのか、それとも設計事務所を通すのかを事前に確認しておくと安心です。

どちらに依頼するにしても、最後の決め手は「その会社や人を好きになれるかどうか」です。ご要望を伝えても「無理です」と言われてしまうのが不満なら、柔軟に考えてくれる設計事務所の方が合うかもしれません。反対に標準化された安心感を重視されるなら、ハウスメーカーが向いているでしょう。

大切なのは、「自分たちの家づくりに合ったスタイルを見極めること」
家づくりを検討される中で、設計事務所の話を聞いてみたいという方は、お気軽にお問い合わせください。