Column
家づくりコラム
お家を建てる時に、親子間で資金贈与に特例措置があるって知っていましたか?
こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。
お家を建てようとお考えの方なら、ローン計画や住宅購入資金についてなど、お金の問題は、みなさんある程度考えておられると思います。
また、お家を建てるご夫婦のご両親の中には、「子供の家づくりに、資金援助をしてあげたい」と、お考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ですが、いくら親子でも、資金援助をすると贈与税がかかるのでは?とためらう方もいらっしゃり、ギミックデザインにも、そういったご相談が寄せられることがあります。
そこで今回は、住宅購入資金を、家族から贈与してもらう際の税金についての情報をお届けします。
普段なら、親から子への贈与であっても、110万円以上の金額の贈与であれば、贈与税が課税されます。
しかし家を建てるための贈与であれば、申請を出すことで、最大1610万円までの譲渡が非課税となります。
正確には、「直径尊属から住宅取得資金の贈与を受けた場合の非課税」という名称で、一般の住宅なら1000万円まで、エコ住宅なら1500万円までが、贈与税がかかりません。
住宅資金としての申請で受け取る金額とは別に、普段からの、贈与税非課税金額の110万円も、変わらず非課税で受け取れるため、最大で1610万円が非課税になるという訳です。
贈与する方とされる方が、直系の親族であることや、20歳以上であること、贈与を受けた年の翌年、3月15日までに家を建てること、といった細かな条件がいくつかあります。
例えば、奥さまのご両親からの贈与では、非課税の特例を受けるためには注意すべき点があるなど、詳しくは、国税庁のホームページで確認してみて下さいね。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/sozoku/4508.htm
将来的に、ご両親やご家族から贈与を受ける予定があるなら、家を建てるタイミングで受け取ることで、節税にもなりお得になります。
住宅の購入は、決して安いとは言えない、一世一代のお買い物です。
資金贈与や住宅ローンなど、気になるお金についてのご相談は、お気軽にギミックデザインまでご連絡くださいね。