Column
家づくりコラム
住み替えをしたい時に気を付けたい、住宅ローンに関すること
こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。
コロナ禍でテレワークになったり、おうち時間が増え、自宅でいかに楽しく充実した時間を過ごせるか、ということを考える方が増えています。
その結果、
「今よりもう少し広い家に住みたい」
「趣味を楽しめる家に住みたい」
など、住居についても快適さや柔軟性を求め、住み替えを考えられているという話もお聞きします。
年収が高く、住宅ローンを2件組めるほどの余裕があればいいのですが、ほとんどの方が、現実的に考えて難しいのではないでしょうか。
では、住宅ローンはどうするのがいいのでしょう?
住宅ローンを返済中の場合、物件は抵当権に入っていますので、自分の家であっても勝手に売却することはできません。抵当権を消すには住宅ローンを完済しなければいけないのです。
そこで、今住んでいる家の査定を不動産会社に依頼し、住宅ローンの返済にどのくらい充てられるか、そこに貯金などの自己資金を充てて完済できれば、抵当権を消すことができます。
しかし、実際には新居の頭金なども必要となるため、貯金を充てられず、完済が難しい場合もあります。そういった場合に活用できるのが「住み替えローン」です。
この「住み替えローン」は通常の住宅ローンと比較して、年収など属性の基準審査が厳しく、金利も高い傾向があります。さらに、取り扱いのある銀行も限られていて、ネット銀行の場合、返済能力があったとしても審査に通らないことも…。
クレジットカードのキャッシングも借金とみなされ、審査対象となるので、住み替えローンを利用する場合は、あらかじめキャッシングの使用を控えるなどしましょう。
少し難しい部分もありますので、弊社でお家づくりを考えられている方はぜひ一度ご相談ください。お客さまにとって大きな決断、私たちが全力でサポートさせていただきます。