Column
家づくりコラム
お子さまが独立された後の、セカンドライフを意識した家と暮らし
こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。
子育てのためのお家も、お子さまの成長や独立など、ライフステージの変化に伴い、お部屋の使い方が変わってきます。
お子さまが小さいご家庭には、まだまだ先のお話かもしれませんね。
ですが最近では、お子さまが独立された後のセカンドライフを充実させるためのご依頼も増えていますので、今回はご夫婦二人での暮らしと家づくりについて考えてみましょう。
お子さまが独立した後、お家が広すぎると感じ、ちょうどいい広さのお家への住み替えや建て替えを、検討される方は意外と多いのです。
しかし、ローンが組めるかどうかというところもありますし、そこまでして住み替えはしなくてもいいのではと思っています。
と言うのも、弊社スタッフとそういった話題になったとき、半数が子どもの独立後は子ども部屋を、それぞれ夫婦の個室にする予定にしている、と話していたからです。
子どもが里帰りしたときは、和室などの客室で過ごしてもらう予定とのことで、ご夫婦だけの暮らしになったときに、お互い1人になれる空間があるのはいいですね♪
また、既存の住宅から新築に建て替えるタイミングで、将来のことを見据えて、二世帯で住むことができる間取りで設計させていただいたこともあります。
その際に、車椅子対応などのバリアフリーにすれば、さらに数十年利用することができ、これもセカンドライフを見据えた家づくりのアイデアだと思います。
お家に対する考え方はさまざまですが、お家も、住む人によってニーズが変化するのは確かです。お子さまの独立後の暮らしを「余生」ではなく、「セカンドライフ」として楽しむためにも、まずはその基盤であるお家についても考えておきましょう♪