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家づくりコラム
リビング収納とパントリー、両方必要?コンパクトなお家でも両方造る方法は?
こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。
整理整頓されたお家はほとんどの場合、収納スペースが充実しています。
それも、ただ単に収納スペースが多いというわけではなく、必要な場所に必要な大きさのスペースがあるのです。
具体的には、リビング収納やパントリーがまさにそれではないでしょうか。
パントリーには、調味料から非常食までオールジャンルの食品を、リビング収納には周辺機器、薬、文房具、書類など、それぞれにあったものを収納することができます。
どちらも人気ですが、土地の広さや予算を考えたとき、「どちらかだけでもいいのでは?」と思ったことはありませんか?
もちろん、両方造らなくてはいけないということはないので、どうしたら暮らしやすいお家になるか、具体的に考えてみましょう♪
パントリーがない場合の問題点の一つは、非常用の水などをリビングに置かざるを得ない、ということです。
実際に「非常食など軽いものは2階や地下室など、どこでも置けるけど、水などの重いものは1階になるのでリビングに置くしかない」という方も。するとどうしても、食品と掃除道具などを、リビングで一緒に収納することになってしまうのです。
それが気になる方は、リビング収納とパントリーは両方必要かもしれませんね。
しかし、土地の広さなどの都合でリビング収納だけにしてしまった場合は、扉を分けて、リビング収納にパントリーの役割も任せるという方法もひとつの解決策です。収納するものが少ない場合は、これで十分対応できそうですね。
他には、キッチン近くの床下点検口は、床下収納にもできるので、調味料はこのスペースにストックしているという方も。
リビング収納とパントリー、どちらもあれば便利なのは間違いないですが、土地が狭いから無理だと思っていいませんか?
収納容量の大小は出てしまいますが、工夫次第で両方造ることは可能です。両方をつくりたいとお考えなら、スペースがないからと諦めず、弊社にご相談ください♪