Column
家づくりコラム
ご家族の絆を育む、心地よいリビング計画のポイント7選
こんにちは。大阪府堺市で女性建築士による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。
ご家族が集まるリビングは、くつろぐ場所であることはもちろん、それぞれの過ごし方を尊重しながら、ずっといたくなる空間づくりがポイントです。
今回は、弊社のスタッフが考える「ご家族の絆を育む」リビングづくりのコツをご紹介します。

Point① つかず離れずの距離感がちょうどいい
リビングは「みんなが同じことをする場所」ではなく、「それぞれが好きなことをしながら、そばにいられる場所」にするのが理想的だと私たちは考えています。
読書をする方、テレビを見ている方……と過ごし方はバラバラでも、何となく一緒にいられる、一緒にいて心地よい距離感が大切です。
Point② 家族それぞれにお気に入りの場所をつくる
例えば、「このソファの右側は自分の定位置!」というように、リビングの中にそれぞれのお気に入りの場所があると、自然とご家族が集まります。
お気に入りのイス、ヌックにある読書スペースなど、ご家族それぞれに居心地のいい場所をつくってみましょう。

Point③ 自然素材の床でリラックス度アップ
弊社の想いとしてぜひ取り入れていただきたいのが、足触りの良い自然素材の床です。
年中裸足でも気持ちよく、「気づくと長い時間リビングでリラックスしている」という暮らしが日常になります。お子さまが床でゴロゴロしても安心ですよ。
Point④ ゆとりのある空間設計と家具配置
リビングには、空間にも家具にも「ゆとり」が必要です。
例えば、ダイニングテーブルで宿題をしていると、食事の準備と被ってしまい、勉強場所がなくなってしまう……。そうなると、自然と別の場所で宿題をするようになり、家事をしながらの宿題の見守りが難しくなってしまいます。
ご家族のライフスタイルの変化で、リビングの使い方は変わります。ある程度ゆとりのある設計や配置がおすすめです。
Point⑤ 間接照明でシーンに合わせた雰囲気づくりを
リビングの照明には、やさしい光を生み出す間接照明がおすすめ。
シーンに合わせてトーンを調整できるようにしておくと、シーンに合わせた空間づくりができますよ。

Point⑥ リビングにも収納の工夫を
リビングはご家族が集まるからこそ、散らかりやすい場所でもあります。
収納が苦手な方は、あらかじめリビングにも収納があると安心です。
片付けの習慣が自然と身について、美しさがキープしやすくなります。
Point⑦ 音の問題はお互いさまの気持ちで
家族が同じ空間で過ごせば、多少の音はつきものです。
完全な静けさを求めすぎず、「音が気にならない工夫」を取り入れるくらいがちょうどいいかもしれません。
ご家族のライフスタイルに合わせて、心地よさを考えるリビングづくり。
だからこそ時に臨機応変に、決めすぎない、緩やかな計画がおすすめです。
今回ご紹介したポイントを参考に、私たちと一緒に考えてみませんか。