Column
家づくりコラム
天然素材と暮らそう―無垢材の調湿作用で心地よい日々を―
こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。
ギミックデザインの家づくりに欠かせない無垢材。
その魅力を、定期的にお伝えしたいと思います。
今回は、無垢材の調湿作用について。
よく、「木は呼吸している」といわれます。森の中などにある木は、空気中にある水分を吸ったり、吐いたりしていることは、皆さんもご存じだと思います。この呼吸は、木を伐採し木材になってからも続いているのです。
木材になった木(=無垢材)は、住宅の構造材や床材などに使われます。
梅雨のジメジメした時期には、空気中の水分を吸収し、逆に冬などの乾燥した時期は、無垢材の中の水分を放出し、室内の湿度を調整してくれるのです。
日々の暮らしでも、無垢のこうした作用を実感できる場面があります。
集成材・樹脂・ウレタンなどの床は、裸足で歩くとペタペタと吸い付く感じがあると思います。
ですが無垢材は、吸い付く感じがなくサラッとしているのです。
これは足裏の水分を吸収してくれるからで、そのために裸足で歩くと肌馴染みがよく快適だと感じられます。
よく家を建てたお客様から
「びっくりするぐらい、子どもが裸足で遊ぶようになりました!」
と教えていただくことがあります。
お子様は、環境に対しての行動がとても正直なので、潜在的に「気持ちいい!」と感じる行動を取ることが多いんです。
こうしたことからも、無垢材のある暮らしが、お住まいになるご家族にとって、健康的かつ快適だとおわかりいただけると思います。これからも無垢材に関する情報を、定期的にお届けしますので、楽しみにしていてくださいね。