Column
家づくりコラム
スキップフロアで、おもしろくて楽しい空間を♪
こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。
皆さんは、「スキップフロア」という言葉を聞いたことがありますか?
一般的な家なら、1階から2階、3階とそれぞれに部屋がありますが、スキップフロアでは、1階と2階の間に、別の高さの床があり、もう一つ空間が広がっています。
つまり中2階があり、空間が分かれることなく、連なっている設計となっているのです。
それとは別に、ダイニングとリビングに段差をつけるなど、段差を使った施工全般を「スキップフロア」と呼んでいます。
スキップフロアは、空間同士が孤立しないので、1階にリビング、スキップに子ども部屋、2階に主寝室など、フロア毎に機能を分け、それぞれが分け隔てなく一体感のある空間に仕上がります。
ガレージと組み合わせると、屋外からも一体となった施工も可能で、その一体感こそがスキップフロアのメリットです。
空間が広がる施工なので、スキップフロアを造る際には、「断熱」がとても重要。
そうしないと冬場寒くなってしまい、快適には暮らせません。
ですので、スキップフロアをご検討されている方は、しっかりとした施工ができる会社に依頼することが大切です。
「段差のある家」と考えると、バリアフリーの観点から言うと、逆行していると思われるかもしれません。ですが、心理的に次のフロアがすぐ先にあると、上りやすく負担になりづらいのも事実。
2階までストレートの階段より、実は年齢を重ねられても暮らしやすいんですよ。
手摺や段差をゆるやかにするなど安全に配慮すれば、健康年齢も延ばせます。
スキップフロアは、コンパクトなお家で活躍することがありますが、一方では、収納のフロアにしたり、音楽や読書など趣味の部屋にしたりと、「楽しい場所」として活用される方もいらっしゃいます。
ご家族のライフスタイルによって、家の設計は無限大に広がります。
スキップフロアもその中の一つ。
詳しい話を聞いてみたい方は、お気軽にお問い合わせください♪