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家づくりコラム
女性建築家のティータイムコラム|次世代の家はこうなる!?
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女性建築家のティータイムコラム
これまで長らく日本の住宅に寄り添いつつ、海外の住宅事情にも目を向けてきました。
そこで感じたのは、日本は地震が多い国ですので、耐震性能は世界的にみても高いレベルにあります。ですが、気密断熱性能に関していえば、世界の中では決して高いとはいえないと感じています。
昨年、改正建築物省エネ法が公布され、3年以内に施行されることが決定しました。
大まかな内容は、「すべての新築住宅に省エネ基準適合」が義務付けされるようになります。具体的には、性能向上の努力義務・省エネ適合基準の拡大など、住宅性能を向上させるための法改正です。
既に東京では、新築住宅には太陽光を設置しないといけないような方向で話が進んでいるようで、ゆくゆくは日本中このような傾向になっていくと思われます。
性能の高い家では、エネルギー消費を抑えることができるので、地球環境にやさしく、エコで健康で快適な暮らしが送れることでしょう。
ですがこのような性能の高い住宅は、従来よりもどうしても費用がかかってしまいます。
そのために、住宅ローン控除や各種補助金などを上手に活用するのが得策です。
今年、18歳以下のお子さまのいる子育て世帯、もしくはご夫婦どちらかが39歳以下の若本世帯には、「こどもエコすまい支援事業」がスタートします。
弊社でもこの補助金を利用できますので、補助金が使用できるようになった時に、すぐに申し込んでおけるようにそれまでに準備を進めるのもおすすめです。
住宅性能について興味のある方は、お気軽にお問合せくださいね。