Column
家づくりコラム
最近人気の小さな窓、メリットデメリットを検討してみました
こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。
家づくりを考える時、以前は「大きな窓がいい」という方も多いのですが、最近のお客さまは窓の大きさはあまり気にしない傾向が見られます。
今回は、窓の大きさや数によって生じるメリットデメリットについてご紹介します。
まずは窓が小さい&窓が少ない家のメリット。
最初に思い浮かぶのは、遮音性や断熱性、耐震性といった性能面が向上するといった性能面です。
さらに、窓の大きさによる費用も抑えられることや、掃除の手間が減ること、そして侵入口が減るため防犯面での安心感も得られます。
デメリットは、小さな窓や窓の数が少ないと室内が暗くなってしまう、解放感が薄れることがあげられます。
ですがデメリットを解消するためには、ハイサイドライトや足元の窓、トップライトなど、窓の配置を工夫することで光を上手に取り入れることができることも。
次に、大きな窓についても検討してみましょう。
日中に家にいる方は、日当たりを重視し大きな窓を選ぶことが多い印象です。ですが、窓が大きすぎると家具の配置に制限が生じることもあり、大きな窓にもメリットデメリットがあります。
ちなみに近年では、トイレやお風呂など特定の場所では、換気扇を利用して空気循環させることができるため、窓を設けないケースも増えています。ただし、法的に窓を設ける必要がある居室も存在しますので注意が必要です。
窓の大きさは住まいの魅力を左右する重要な要素です。デメリットとメリットを考慮し、自分のライフスタイルや好みに合わせて窓の大きさを検討しましょう♪