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家づくりコラム

憧れるけれど…ウッドデッキって正直どうですか?

こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

今回のタイトル「憧れるけれど…ウッドデッキって正直どうですか?」は、お客さまからもいただくことのあるご質問です。

私たちの感想としては、ウッドデッキがあることで暮らしが広がることは事実だと感じています。
ですが、必ず必要な設備ではないので、費用やスペースの問題から、断念される方もたくさんいらっしゃいます。

その他の理由としては、「メンテナンスが大変そう」というご意見も。
欧米の方と比較すると、日本人はお家のメンテナンスをなるべく避ける傾向があります。
ウッドデッキの素材を樹脂にして、ウッドデッキの下はコンクリートにして雑草を予防するなど、導入されるならメンテナンスが楽なものを選ぶのがおすすめです。

樹脂のウッドデッキは腐らないので管理がしやすいのですが、木材を選ばれるなら耐久性の高いものを。

ウリン・アマゾンジャラ・イベなど木材自体が強いもの、アセチル化処理木材アコヤといった木材に耐久処理されたものなどを選ばれるといいですよ。
アコヤは50年程度の耐久性があるといわれていたり、その他の木材も塗装が不要なものあったりしますので、詳しくはご相談くださいね。

リビングとウッドデッキの色合いを合わせると、二つの空間につながりが生まれます。
視覚的にも広がりができ、リビングとウッドデッキのインテリアをトータルで演出すると、さらに特別なお家になりますよ。

ウッドデッキにも屋根があると、雨がかからずに長持ちしますし、普段も過ごしやすくなります。
周辺環境によっては、目隠しがあった方がプライバシーが守られますので、屋根や目隠しも含めて、トータルでウッドデッキを取り入れるのか考えてくださいね。