Column
家づくりコラム
住宅ローン、無理のない予算の考え方
こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。
今回は、住宅ローンに関する話題です。
お家を建てる際、費用の問題はかなり重要ですよね。
人によって住宅にかけられる予算は変わりますが、どういった基準で決めたらいいのかという考え方には共通するものがあります。
まず銀行で住宅ローンの相談をすると、「借りられる金額」を教えてもらえます。
これは「枠いっぱいまで借りられる金額」と思っておいてください。
念頭に置いていただきたいのが、
「借りられる金額≠無理なく返済できる金額」
ではないケースもあるという点です。
月々の返済額も同時にわかりますが、もし今は無理なく払える金額でも、将来同じように返済できるとは限りません。
特に注意すべきはお子さまにかかる費用です。
お子さまが幼稚園や保育園、小学校、中学校、高校、大学と成長されるにつれ、教育費用も変わってくるからです。
地域によって異なりますが、保育料や給食費が無償、高校の学費が無償といっても、それがいつまで続くかもわかりませんし、無償以外の部分でも支出は年々増えていきます。
こうした費用は年々変わっていきますので、予算を決定する前に、しっかりとしたライフプランの作成が必要です。
変動金利で住宅ローンを組まれるなら、金利が上昇する可能性も考慮に入れてください。
ギリギリでローンを組むと、金利が上がった時に返済できなくなってしまうケースも考えられます。
弊社では、外部の専門家を招いてライフプランの作成も行っています。
予算を考える際は、ぜひご活用ください。