Column
家づくりコラム
健康寿命を意識した家づくりのコツ
こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。
今回は、健康寿命を意識した家づくりについて。
健康寿命とは、心身ともに健康で活動的な生活が送れる期間のことをいい、この中には社会的な健康も含まれます。
健康寿命を延ばし、いつまでも活動的に暮らすためには、生活環境や住まいを含めた、ご自身の意識づくりも大切だと思います。
では、具体的にどんな家が健康寿命を引き上げるのでしょうか?
以下にスタッフが考えるアイデアをご紹介します。
●自然光の活用
できるだけ多くの自然光を取り入れられる家のデザインを採用し、太陽光が与える心身の健康やリラックス効果の恩恵を受けましょう。
●通気性と換気
空気の質が悪いと、心身に悪影響が及びます。定期的な換気ができ、なるべく機械を使わない換気システムの導入や、地形や風の流れを意識した窓の配置で常にフレッシュな空気を取り入れることをおすすめします。
●自然素材を使う
人工的な建材や塗料、接着剤により、アレルギー反応を起こしたり、体調不良を起こす方もいらっしゃいます。なるべく自然素材を使い、室内の空気の質を向上させましょう。
●適切な断熱と冷暖房
気密断熱性能の高い家は、外気の影響を受けにくいため、室内を一定の温度に保つことができます。常に快適な湿度・室温の中で暮らすと健康に良い影響を与えるといわれています。
●バリアフリーデザイン
不要な段差を減らし、バリアフリーな環境を整えることで、高齢になってもいつまでも屋内を自由に歩き回ることができ、体力の維持にも役立ちます。
●緑のある暮らしを
庭やプランターの植物など、自然と触れ合う暮らしは、ストレス軽減やリラックス効果が期待できます。家庭内でできる趣味としても、庭づくりはおすすめです。
●静かな環境
近隣の生活音や車の音など、音はストレスの一因になります。遮音効果のある住宅で、静かで快適な住環境を整えましょう。
健康寿命を延ばすには、「自分にはやりたいことがいっぱいある!」といったポジティブな思考も重要です。住環境を整えつつ、いつまでも心身が心地よく暮らせるように、趣味や楽しみを見つけてみてもいいかもしれませんね。