Column
家づくりコラム
女性建築家のティータイムコラム|ルーティンの先の「やりたい暮らし」を考える
Category:
女性建築家のティータイムコラム
特に女性のお客さまと話していると、「家事の時短になる家にしたい」「使いやすい家事動線にしたい」といったご要望をよく伺います。
仕事・家事・育児などでとにかく時間がないのはもちろんですが、忙しいから少しでも楽をしたいという単純な話ではないと感じるのです。

じっくりと話を伺うと、その先に見えてくるのは「自分の時間や空間がほしい」という想い。
ぼーっとくつろぐ時間を求めて、効率を重視しているのだと感じます。
お子さまの有無や年齢、ご自身の年齢には関係なく、母親や妻としての自分ではなく、個人に戻れる時間や空間があると安心感を得られるのだと思います。
お子さまが小さいと、一日のほとんどの時間はお母さんでいなくちゃいけない。ですが、少しの時間だけでも、自分に戻れる時間があれば、子育てもがんばれますし、自分を見つめ直してリフレッシュできます。

家づくりというと、「家事楽動線」や「時短家事」に注目する方が多いのですが、このように「なぜ少しでも家事負担を減らしたいのか」も一緒に考えていただきたいのです。
その先に見えてくる「自分でいられる場所がほしい」「私という個人に戻る時間がほしい」といった願いも含めて、私は家づくりに反映できたらと思っています。