Column
家づくりコラム
お家を建てる時には、ランニングコストも意識しよう
こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。
今回は、ランニングコストについての話題です。
家づくりに興味のある方なら、「気密断熱性能の良い家は、冷暖房が効きやすく結果的にコスパも良くなる」ことはご存じかもしれません。
ですので、このブログでは性能以外の部分でランニングコストを良くする工夫を、建築士目線でお届けします。

◆ランニングコストが良くなる間取りの工夫
①動線をコンパクトに
浴室からキッチンなど、行き来する動線をなるべくコンパクトにすると、冷暖房の範囲が限定できる上、家全体が適温に保たれます。
②リビングをワークスペースに
ご夫婦でリモートワーカーの方や、夜間など家族のいる時間帯に作業をされる方なら、リビングをワークスペースにするのも一つの方法です。複数の部屋でエアコンを使わなくて済むため、結果的にコストカットができます。
③過ごしやすいリビングがgood!
家族が集いやすい部屋(リビングなど)があれば、その部屋だけエアコンを使えばいいので電気代が節約できます。理想をいえば、寝る以外の時間をリビングで過ごすイメージです。

◆ランニングコストを下げられる住宅設備
①タッチレス水栓
水の出しっぱなしを防止するタッチレス水栓は、お子さまのいるご家庭に特におすすめ。
洗面、キッチンなどに導入されるお客さまが増えています。
②エコハンドル
節湯タイプの水栓で「エコハンドル」というものがあります。これは、無駄な湯を出さないための設備ですので、湯を節約したい方は導入を検討されてはいかがでしょうか。
一つ一つは細かいことかもしれませんが、積み重なると思った以上に月々のランニングコストを抑えられます。この他にも、お客さまのご要望によって、間取りや設備をご提案させていただいておりますので、安心してお任せください。