Column

家づくりコラム

【防音対策】外からの音も、屋内の音も気にせず暮らす方法

一言で「防音」といっても、外の音が気になる方もいれば、家の中の音を外に漏らしたくないという方もいらっしゃいます。
そこで今回は、住宅の防音について、さまざまな視点から考えてみましょう。

まず大前提として、屋内外の音を気にせずに暮らすためには、住宅の気密性能と断熱性能が良い住宅を建てるのが大切です。
住宅性能の良い家なら、窓を閉めると家の中の声は基本的には聞こえなくなります。

小さなお子さまのいるご家庭なら、外に声が漏れるのを気にされるかもしれませんが、このように性能の高い家ならあまり神経質にならなくてもいいと思います。
ですが、家の中で楽器を演奏される場合は別です。
楽器の放つ周波数はそれぞれ違いますが、中でも音が漏れやすいのはドラムやピアノです。
楽器を日常的に、昼夜問わず演奏したいなら「防音室」が有効。
特におすすめなのが、地下室に防音室を造る方法で、防音扉や吸音材を駆使し、地上よりもより防音性の高い空間を造ることができます。
(少し余談になりますが、2階にピアノを置きたい場合には、荷重対策として床を補強することもあるため、重さのあるものを家に置きたい方は事前にご相談ください)

一方で、外部からの音が気になることも
高速道路や線路の近くは、音が気になるからと敬遠されがちですが、こうした条件の土地に住んでいるスタッフによると「慣れて気にならなくなる」そう。
ただし、これは個人的な感覚ですので、救急病院や消防署の近くなど、音が出る施設の近くにある土地も含めて、購入前に十分に検討しましょう。
堺市では、祭りの時期の騒音が気になる方もいらっしゃいますし、夜中になると土地の雰囲気が変わることもあります。一度だけでなく何度も足を運ぶのがポイントです。

ギミックデザインでは、防音を意識した設計も行っています。気になる方は、ぜひご相談ください。