楽しい家づくりブログ

20 7月 2021

日本の杉と海外の杉はどこが違う?ギミックデザインは吉野杉を積極的に使用しています

Posted in 楽しい家づくり

こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

私たちが造る家のコンセプトの一つ、「木のやさしさ ここちよい暮らし」。
それを実現するために弊社では、安全性や産地、風合いにこだわって、構造材には吉野杉を使っています。
他社では、構造材として木を貼り合わせた「集成材」も使われていますが、木本来の特徴を活かすなら、やはり天然の木に勝るものはないのではないでしょうか。

 

もちろん、吉野杉だけに固執するわけではなく、お客さまのご要望に合わせて、ケースバイケースで対応させていただいております
しかし、そこで育ったものは、そこで生きていく(そこで使う)のが一番という想いは、常に抱いています。

吉野杉を使うのにも理由があり、同じ国産の杉でも、九州や四国と関西では生育環境が違うので、木の色や微妙な質感などが違います。
その土地の近隣で育った木材を使うほうが、気候や環境に馴染む家が造れるとの想いから、弊社では吉野の杉を使っているのです。

 

そもそも、外国の杉は構造材として、日本ではあまりメジャーではなく、家具や造作部分に使われている方が多いようです。

国産の杉は、個人的には外国産の物よりも、いい香りがするように思います。
構造は、あまり見えない部分ではありますが、天然の吉野杉を使うことで、家全体が木の心地よい香りに包まれ、それだけでも癒しの効果が得られそうです

 

しかし今、日本の山には木がたくさんあるものの、人道がなく、切れる環境が整いきっていない状況にあります。
切り出しても、すぐに使えるのではなく、乾燥させないと使えないため、杉を構造材として使用するのは、今後ちょっと大変になってくる可能性も考えられます。家づくりに携わる者としては、こうした状況を危惧しつつ、お客さまにとって心地よい家ができるよう、多方面にアンテナを張っていきたいと思います。

これから先、何十年も暮らす家だから、構造材や、安全性にも、ひとつひとつ、こだわりをもって選んでいきましょう♪