楽しい家づくりブログ

26 5月 2022

正直にお話します!建築家目線で、子育て世代におすすめできない間取りとは?

Posted in 住まいと暮らし

こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

私たち建築家は、お客さまのご要望に寄り添い、その中に動線や性能なども盛り込み、お客さまにとって暮らしやすいお家を設計しています。
ですので、お客さまのご要望を優先して設計したいとは思いますが、それによって動線や性能に弊害がでてしまうことがあります。さらに、子育てには向かない間取りになってしまっては意味がありません。
そこで今回は、子育て中のご家庭にはあまりおススメできない間取りについてご説明させていただきます。

 

■廊下が長い
昔のお家によくある、行き止まりがあり、部屋が廊下で繋がっている間取りは、動線が長くなってしまい、行き来がスムーズではありません。
回遊できる動線なら部屋から部屋への行き来が楽になり、家事の負担を軽減することができます。回遊動線なら忙しい朝でも、ご家族全員の準備がスムーズにいくことでしょう。

 

■トイレがリビングから遠い
リビングからの明かりが見えない程、トイレまでの距離があると、お子さまが怖がってなかなか一人でトイレに行けないというお話をお聞きします。
トイレは、リビングのすぐ横でなくてもいいとは思いますが、トイレからリビングの明かりが見えるくらいの場所がいいですね。その方が、お子さまも安心してトイレへ行くことができると思いますよ。

 

■意味のない段差が多い
お部屋の中を走り回る、元気いっぱいのお子さま。
段差があれば、転んで怪我をしてしまうこともあるので、極力段差がない方がいいですよね。
ちなみに小上りは段差がありますが、その下が収納になっていたり、ベンチ代わりにもなるのでとても便利です。このように、メリットデメリットを超える間取りは、検討しながら取り入れましょう。

■ダウンフロア
他の部屋よりも、床の一部を下げてあるダウンフロアは、段差があるせいでお掃除ロボットを使用できず、お掃除に手間がかかってしまいます。しかしその一方で、床が下がる分天井までが高くなり空間にメリハリがうまれるのでお客さまに人気の間取りでもあります。
デメリットもありますが、メリットもある間取りですので、ダウンフロアにしたいという方は、そういった面も踏まえて検討してくださいね。

子育てをしやすい間取りは、お子さまが巣立った後や、老後もそのまま自分たちが暮らす家として便利にお使いいただけますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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